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およそ4年ぶり、3度目の宿泊になります。
これまでは全て一人での利用で、早めにチェックインして夕飯までに貸切露天風呂を堪能、悠々自適の時間を愉しんでいましたが、今回は家族連れ、しかも0歳児を同伴しての利用であったため、チェックインも日没後、貸切露天風呂は断念しました。(翌早朝という手もあったのですが、連日の厳寒で怖気づいてしまいました)
この宿の最大の楽しみでもあった貸切露天風呂を味わえなかったのは心残りでしたが、館内の落ち着いた雰囲気、開放感溢れる浴場など、三度選んだ甲斐が充分あるもので、銀婚湯の奥深さを感じました。
唯一残念だったのは脱衣所(内風呂、家族風呂とも)の暖房設備が止められていたこと。大浴場ならまだしも、赤ん坊と入った家族風呂くらいは、その都度暖房を入れられるよう配慮していただきたかった。昨今の節電、コスト意識の高まりは想像に難くないが、「銀婚湯」に期待するものが高いだけに少しがっかりした。
最後に、赤ん坊連れという観点から銀婚湯を見た場合、まず「家族風呂」(脱衣場にベビーベッド付き)があること(掟破りではあるが、洗い場からシャワーを伸ばせば適温に調整可)、(今回利用した西館では)夕飯が部屋食であること、朝食はテーブル席が基本だが、リクエストすれば十分なスペースがある小上がりも利用できそうであることを考慮すれば、かなり適応力のある宿かと思われます。欲を言えば、大浴場脱衣場にも赤ん坊の更衣が可能な大きめのベンチなどがあればな、と思いました。13人が参考にしています