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作成日:2024年03月07日

湯あみとは?広がる湯あみ着OKな温泉宿泊施設の紹介とあわせて解説! 全国

近年、新たなトレンドとして湯あみ着OKな入浴施設が増えています。湯あみ着は、温浴施設で着用できる専用の入浴着です。湯あみ着を身につけることで、人の視線を気にせずリラックスして入浴が楽しめますよ。
本記事では、湯あみの意味や湯あみ着で入浴できる人気の温泉宿泊施設を紹介します。
湯あみの意味を知って、温泉の新しい楽しみ方を再発見してみてください。

湯あみ(湯浴み)とは?

湯あみ(湯浴み)とは?
そもそも「湯あみ」という言葉はいつから使われているのでしょうか。ここでは、「湯あみ」の語源や歴史について解説します。

湯あみとは?湯あみの語源を解説

現代では「お風呂に入ること」を指す「湯あみ」。
ゆあみの「ゆ」は清潔さ、「あみ」は体を水で流すという意味があります。元々は「水で体を洗う」行為を表していましたが、文化が発達するにつれて「お湯で体を洗う」習慣が富裕層の間に広がっていったのです。

日本のお風呂と湯あみの歴史

お風呂の習慣は、6世紀に中国から仏教の教えとともに伝わってきました。「体を洗い清める」のは仏に仕える人の重要な行為と説かれ、多くの寺院で蒸し風呂のような浴場が備えられるようになりました。

近年の湯あみスタイルに近いお風呂が登場したのは江戸時代です。肩まで入浴できる「据え風呂」が生まれ、庶民の間でも温浴文化が広がっていきました。

大正時代に入ると、銭湯文化がより発展し、浴場の床や浴槽は木製からタイル張りに変わり、水道の普及で衛生状態が改善するなど、現代のお風呂の形につながっていきます。

湯あみには「湯あみ着」がつきもの!

湯あみには湯あみ着がつきもの!
湯あみは入浴とほぼ同じ意味として使われていますが、「湯あみ着」とはどのようなものを指すのでしょうか。湯あみ着のメリットも併せて解説します。

湯あみ着は着衣のまま入れるお風呂専用の衣類

湯あみ着は、入浴の際に着用できるお風呂専用の服です。
日本では奈良時代より体を隠す目的で利用されてきました。湯あみ着は近年においても変わらず、プライバシーを保ちながら温浴を楽しむ手段として利用されています。

「湯あみ着」着用のメリット

「湯あみ着」着用の大きなメリットは、体が湯あみ着で隠されるため他人の視線が気にならず、落ち着いて楽しめることです。とくに、体型が気になる方や人前で裸になるのに抵抗がある方にとっては、非常に役立つでしょう。

また、湯あみ着は手術や怪我などの傷痕が気になる方にもおすすめです。古くから温泉は、傷跡の痛み軽減や病状の回復を促す「湯治場」としても利用されてきました。傷痕が気になる方にこそ、ぜひ湯あみ着を着用してお風呂を楽しんでいただきたいですね。

湯あみ着は女性専用ではない!男性向けのバリエーションも充実

湯あみ着は「女性専用」とのイメージがありますが、男性向けの湯あみ着もあります
近年の湯あみ着は性別に関わらないデザインに加え、高機能な速乾性タイプや、肌触りにこだわったジャージ素材タイプ、不織布を使った使い捨てタイプなど、バリエーションもさまざまです。自分の好みに合わせて、湯あみ着を使い分けて見るのもいいですね。

湯あみ着で入浴する時のマナー

湯あみ着で入浴する時のマナーは、次のとおりです。

  • 事前に着用許可を確認する
湯あみ着を利用して入浴したい場合は、入浴施設に着用できるかどうか事前に確認しましょう。湯あみ着で入れる温浴施設は、まだ多くありません。また湯あみ着はOKだが、施設専用の湯あみ着をレンタルして入浴するというケースもあります。利用前に施設のルールの確認をおすすめします。

  • 清潔な湯あみ着を着用する
清潔な湯あみ着を着用するのは、温泉を利用する上での重要なマナーです。衛生面を考慮して、持っている湯あみ着の持ち込みは難しくとも、施設が提供するレンタル湯あみ着であればOKという場合もあります。清潔な湯あみ着を着て、気持ちよくお風呂に入りましょう

湯あみ着が着用OKな温泉宿泊施設

湯あみ着が着用OKな温泉宿泊施設
湯あみ着を着て入浴できる人気の温泉宿泊施設を3つ紹介します。アクセス方法や泉質も紹介しますので、温泉施設へおでかけする際の参考にしてください。

酸ヶ湯温泉旅館 / 青森県青森市

酸ヶ湯温泉旅館は、青森県青森市にある入浴施設です。古くから湯治宿として、多くの人々に親しまれてきました。

最大の特徴は、源泉かけ流しの檜風呂。「ヒバ千人風呂」と呼ばれ、160畳ものオープンな空間の中に4つのお風呂があります。混浴ですが、女性は施設の売店で販売されている湯あみ着で入浴可能です。

300年以上の歴史を持つ大浴場で、檜の香りに包まれながら温泉を楽しんでみませんか。

  • 泉質分類酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)(緊張低張性温泉)
  • 営業時間ヒバ千人風呂(混浴):7時~18時(ただし8時~9時は女性専用時間)、玉の湯(男女別):9時~17時(受付終了16時30分)
  • アクセス車:東北自動車道 黒石ICより国道102号線、国道394号線経由、城ヶ倉温泉で国道103号線にぶつかったら右折して2km(50分)、電車とバス:JR青森駅よりJRバス十和田湖行きで利用(80分)、酸ヶ湯温泉下車
  • 温泉の特徴混浴 源泉かけ流し 檜風呂 宿泊 日帰り温泉

日帰りで利用しました。
雪の季節に来たかったですが、雨の幻想的な原生林を車で走って着いた時は流石に「良いな~」と思いました。こちらは今回の旅で、混浴の3回目でしたので...
堂々と混浴の醍醐味を味わう事が出来ました。
tenshuさん

アクアイグニス淡路島 / 兵庫県淡路市

出典:https://aquaignis-awaji.jp/

兵庫県淡路市にある「アクアイグニス淡路島」は、国営明石海峡公園内にある温泉リゾート施設です。「癒し」と「食」をコンセプトに掲げ、家族で遊べる温泉プールや、地元の海の幸を堪能できるレストランなど多彩なサービスを展開しています。

温泉の泉質は、肌をしっとりと保つ効果が期待できる「ナトリウム塩化物温泉」。中でも大露天風呂「伊弉冉(いざなぎ)の湯」は、大阪湾を一望できると好評。水着や湯あみ着も着用可能で、家族連れやカップルも思う存分にくつろげます。タオルや湯あみ着がセットになった特別プランもあり、手ぶらで温泉にいきたい方にもおすすめです。

  • 泉質分類ナトリウム塩化物温泉
  • 営業時間入浴:7時~22時(受付は21時30分)、水着温泉:7時~22時(受付は21時30分)※お子様も終日ご利用いただけます
  • アクセス車:【大阪方面から】阪神高速、第二神明道路より神戸淡路鳴門自動車道に乗りかえ淡路I.C.を降りて国道28号を南へ5分、【姫路方面から】姫路・加古川バイパス、第二神明道路より神戸淡路鳴門自動車道に乗りかえ淡路I.C.を降りて国道28号を南へ5分
  • 電車とバス:新神戸駅よりバスで約60分→鵜崎バス停下車→徒歩8分、新神戸駅よりバスで約60分→聖隷淡路病院前バス停下車→徒歩3分
  • 温泉の特徴露天風呂 天然温泉 日帰り温泉

清潔感のあるモダンで綺麗な施設。
お風呂は大浴場と露天風呂、ミストサウナというシンプルな作りですが
そこまで混雑してなくゆったりとした時間を過ごすことができました。
休憩スペースが広くて海が一望でき、ぼ~っと何時間も滞在してしまいました。
最近できた施設のためからスタッフの方も若い方ばかりでした。
淡路に行った際にはまた訪れたい施設です!
GTさん

宝川温泉 汪泉閣 / 群馬県利根郡みなかみ町


宝川温泉 汪泉閣は、群馬県利根郡みなかみ町にある温泉宿泊施設です。宿の自慢は、巨石がオブジェのように配置された広さ120畳の露天「摩訶の湯」。とくに春の雪解け時期は、増水した川の迫力ある風景が感じられます。混浴ですが、男女で着用可能な湯あみ着が用意され、快適に利用可能です。

さらに2つの混浴露天風呂も完備。川のせせらぎを聞きながら、心温まるおもてなしを体験してみてください。

  • 泉質分類…単純温泉
  • 営業時間…10時〜16時30分(最終受付は16時30分)※15時ごろまでの入館をおすすめします
  • アクセス…車:関越自動車道水上インターより 国道291号 県道水上片品線を片品・藤原・宝川方面 18km
  • バス:無料送迎バスあり【迎え】上毛高原駅発13:00&15:00・水上駅発15:15 /【送り】宝川温泉発9:30(冬季期間は9:15)→水上駅着10:10・上毛高原駅着10:30 / ※無料 要事前予約
  • 温泉の特徴露天風呂 源泉かけ流し 天然温泉 宿泊

川沿いにある女湯露天風呂はとても大きく、
どんなに混んでいても芋洗い状態にはならないと思います。
少し覗き込むと轟音と共に流れる川の様子が見られ、とてもダイナミックです。
湯量も豊富で、ザバザバと掛け流されているのでとても贅沢。
広い湯船の中で自分の好きな場所を見つけて、心ゆくまで温泉を満喫できました。

個人的な感想ですが、他の温泉の混浴に比べて、
この汪泉閣さんの混浴露天風呂はカップル等、女性の利用率が高いように思います。
アルカリ温泉さん

湯あみ着を着て、気軽に温泉を楽しもう!

湯あみ着は、古くからある日本の温浴文化です。
さまざまな理由から温浴施設の利用を控えていた方にとっては、安心して入浴を楽しむよい方法といえます。
湯あみ着を着用して、ぜひいろいろな温泉を楽しんでみてくださいね。


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この記事を書いたライター
ほりちゃん
ほりちゃん

宮崎県在住の取材ライター・英日翻訳者。温泉に最低週3回は通う。入浴後のコーヒー牛乳を飲むのが楽しみ。前職では、オウンドメディアや通販運営を担当。九州の素敵な温泉情報をお届けいたします。

介護福祉士,調理師

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