最終更新日:2023年11月02日
サウナ「NiHITARU(ニヒタル)」が東陽町駅前にオープン!男性専用だけど女性デーも有り 東京
東京都江東区の東陽町駅から徒歩1分。スタイリッシュでありながら、路地裏に溶け込むような癒しのサウナ施設「sauna&bath NiHITARU(ニヒタル)」が2023年10月29日(日)にグランドオープンしました。
期待に胸を膨らませながら、オープンを控えたこちらの施設を早速取材して来ました!
期待に胸を膨らませながら、オープンを控えたこちらの施設を早速取材して来ました!
アクセスも容易な東陽町駅チカサウナ!
東京メトロ東西線に乗り換え、4番出口から出たところでGoogleマップを表示させたら、徒歩1分と出ました。本当に駅チカです。
駅を出て左側に歩き始め、ドラッグストアの手前を左に曲がります。
思った以上に近かったので行き過ぎて、少し戻りました。
大通りを一本入っただけで庶民的な雰囲気。飲食店が点在する通りに目指すニヒタルがありました。
外観はとてもお洒落な雰囲気です。気軽に入りやすい感じで、カフェみたい。ちなみにニヒタルは男性専用サウナですが、月に1~2回程度、女性専用デーを設けることを考えているそうです。
※女性専用デーの情報は公式サイトで確認できます。頻度も変更になる場合があります。
この辺りは都心のオフィス街の東端と言われることもあり、通勤する会社員、生活する住民、さらには飲食目的で仕事帰りに立ち寄る人まで、多様な人たちが行き交う街です。
仕事で疲れた時のリフレッシュに、あるいは日常のお風呂をグレードアップする施設としてぴったりなのではないでしょうか。
ニヒタルのサウナを体験!
それでは早速サウナを体験してみましょう。まずはザッと体を洗って…。
洗い場はシャワーの水圧も申し分なし。シャンプー・コンディショナー・ボディーソープは万人に好まれる爽やかな香りのものを揃えたそうで、なにげにクレイ洗顔フォームが置かれているのが嬉しいポイント。
サウナの段差は2段。でも実は画像では見えにくいのですが、一番奥側に一人だけ座れる三段目があるのです。
ここは特別席。熱いのがお好みで空いていたらチャンス。ぜひ座ってみて下さい。
邪魔にならない程度の音量で流れているのは、アンビエント・ミュージック(環境音楽)。瞑想できそうです。
サウナの定員はだいたい10名ほど。設定温度は98度前後。そして約10分に一回の頻度でオートロウリュが行われます。これが効きます。
アツアツになったところで軽く汗を流して水風呂へ。浴槽が二つ並んでいますが、右の青いタイルが水風呂です。
あえて館内の説明表示は省き、底のタイルを青くすることで一目で水風呂とわかるように。
水風呂の設定温度は16度前後。私には最初しびれるほどに冷たく感じましたが、熱めのサウナの後には気持ちよく入れます。
この他に、浴室内にあと1脚、外に2脚のととのいイスがあります。また入って正面のネオンロゴの前もベンチになっていて座れます。
水風呂の後はととのいイスで思わず放心。壁の高い位置に取り付けられた扇風機が、いい仕事をしています。
コンパクトな街サウナなのでスペースの関係からインフィニティ―チェアは置けないものの、リクライニングできて水はけがよく、座りごこちの良いイスを揃えたと伺いました。
確かにほどよいホールド感でとっても座りやすいです。手すりがついているのも楽ちん。
さらになんと外気浴できるスペースまで!
なお水風呂の右の浴槽は約42度の温かいお風呂で、サウナの後にゆっくり温まって出るのにぴったりです。
水風呂以外に大き目のお風呂があるサウナ専門施設は意外と少ないのですが、サウナの〆にお風呂でゆったり手足を伸ばせるのは、思った以上に嬉しいと感じました。
脱衣所のアメニティはドライヤー、ハンドソープ、化粧水、乳液、綿棒です。
アウフグースに遭遇できれば大ラッキー!
アウフグースも担当するスタッフのゆぼさん
サウナでアウフグースを受ける!これ、最高ですよね。
なんとニヒタルでは不定期でスタッフによる本格的なアウフグースを行っています。グランドオープンの時点では、アウフグース開催の日時は決まっておらず、突発的に行われているそうです。
追加料金などは不要なので、もしタイミングが合えば大ラッキー。やったーと両手を上げて楽しんじゃってください。
ゆぼさんが使う扇のような道具は、ドイツ製のサウナガット
女性専用デーにはオーナー(女性)のアウフグースが登場する可能性も。
使用するアロマも各アウフギーサーにお任せされているそうで、その時々でどんな香りの世界に誘ってくれるかも楽しみの一つ。
現在は不定期の開催ですが、いずれはイベント化していきたいとのこと。定期開催になる場合は、公式サイト及び公式SNSで告知されます。
ニヒタルのサウナまるまる貸切サービスが贅沢
ニヒタルは予約なしでふらっと一人から立ち寄ることができますが、一方、貸切で利用することもできます。
3時間15名までで税込み60,000円。15名で借りれば一人4,000円です。しかも貸切利用の場合は、なんとアウフグース付き!
※2023年10月現在の料金です
サウナ好きな友人グループや、職場のメンバーなどで3時間じっくりサウナを独占することができます。都内の駅チカサウナとしては、なかなかお手頃な価格ではないでしょうか。
なぜ今ここにニヒタル?
最後にオーナーの水上さんに、女性ながら男性率の高いサウナをこの街に作ろうと思った理由や、ニヒタルと名付けた思いなどを伺いました。
東陽町駅近くにサウナを作ったことについて
このあたりは東京のオフィス街の東端にあたり、ビジネスマンが多く、一方では居住している人もいるエリアで、仕事帰りや生活の中で利用してもらえると考えました。駅から徒歩1分と近いだけでなく、あえて大通りに面していない良さがある場所だと思います
何故サウナを選んだのですか?
自分自身は初めはサウナは熱いと苦手意識もありましたが、知っていくうちに魅了されました。
周りにサウナの業界に携わっている人や、コアなサウナファンがいて、熱量が半端なく感じられたことも理由です。またそうした方々に協力を仰ぎ、たくさん教えていただきながら、なんとか開店までこぎつけることができました!
オーナーの水上瞳さん
こだわったところを教えて下さい
デザイン、内装にはこだわり、気持ちの良い空間を作ろうと思いました。カラーリングもアースカラーをベースにしています。またサウナと水風呂だけでなく、お湯のお風呂を用意したところもこだわりの一つです
NiHITARU(ニヒタル)の名前の由来は?
【浸る】という動詞に、助詞の【に】を合わせて【ニヒタル】です。つまり【○○に浸る】という言葉を表しています。○○の部分は人によって異なる…つまり、お湯に浸るでも、思い出に浸るでも、10人いれば10人それぞれの浸るがあると思っています。
サウナには【ととのう】という言葉がありますが、必ずしもととのわなくてもいい。何かに浸って、ここでリラックスしてもらえる場所になれば、と思っています。
実際にとても都会的な洒落た空間でありながら、どこか優しい雰囲気の漂う「ニヒタル」。
そうそう、ここには小さなバーカウンターがあります。
現在は瓶や缶のソフトドリンクやアルコールの提供のみですが、いずれは軽食も含めてメニューを増やしたいとのこと。
ただし本格的な飲食は、ぜひニヒタルを出て近隣の飲食店にお出かけしてほしいそうです。その理由は、
「東陽町駅周辺には美味しいお店がたくさんあるんです。ニヒタルのサウナと一緒に楽しんでいただければ嬉しいです」
なるほど!
地域と共存してこの街に新しい癒しを生み出そうとしているサウナ「ニヒタル」から、今後も目が離せません。
関連タグ