おふろ好きユーザーが選んだ全国No.1サウナを発表!
ニフティ温泉ニュース
人気エリア
東京
関東
神奈川
埼玉
北海道
大分
関西(近畿)
千葉
大阪
愛知
作成日:2023年10月16日

「テルマー湯 西麻布」充実したサウナと広いリラックスゾーン、そしてCPの良さが魅力! 東京

東京を代表する繁華街、そして国際色豊かな街としても発展を続ける六本木エリアに、2023年4月「テルマー湯 西麻布」がオープン。早速出かけてみたところ、港区女子御用達のキラキラスポットと思いきや、ビジネスパーソンが日常から解放される憩いの場でした。意外や意外、コスパの良さにも驚きです。

「テルマー湯 西麻布」は六本木駅から徒歩5分

最寄り駅は六本木駅。大江戸線よりも日比谷線の出口の方が近いです。六本木ヒルズを超えて暫く歩くと右手に見えてくる、オリエンタルな建物が「テルマー湯 西麻布」です。

店内に入ると、またまたビックリ!エジプトをモチーフとした内装で、ファラオが座るような椅子まであって、いきなり非日常の世界へ。頭の隅に残っていた仕事や雑務はどっかに飛んでいってしまいますよ。

岩盤浴着とタオル、精算バンド

利用時は最初にフロントで受付をし、精算用のロッカーバンドを受け取ります。別料金の岩盤浴を利用する場合は、フロントの横でタオルや岩盤浴着も受け取りましょう。

建物は地上3階、地下1階。大浴場と脱衣所が地下1階にあるので、まずは地下1階に向かいます。

脱衣所のロッカーは様々な大きさがあって、荷物が多いときやロングコートのときも助かります。

バスタオルやフェイスタオルは脱衣所の棚にたくさん用意されていて、濡れても新しいタオルが使えるのが嬉しい!

噂は本当だった!サウナの充実度が凄い!

「テルマー湯」といえば、新宿にある天然温泉の「テルマ―湯」が大人気ですが、こちらはサウナの満足度が高いと評判です。特に男性用サウナの設備や環境が素晴らしいとか。今回は男性用の浴室も営業時間外に見学させていただきました。

人工温泉と炭酸泉でリラックス


女性用の浴室

大浴場は男女ともに人工温泉と高濃度炭酸泉の2種類。人工温泉は季節が感じられるお湯になっています。取材時は「秋桜の湯」でした。

高濃度炭酸泉は炭酸の効果をしっかり感じられる35度のぬる湯。浸かっていると、しゅわしゅわと体中に泡がついてきます。サウナ後の冷たい水風呂が苦手な人にも、このぬる湯は好評だそうですよ。

熱々サウナからグルシン水風呂まで!

次に話題のサウナについて紹介しましょう。
女性用の浴室にはサウナが2種類。80~85℃の高温サウナと55℃のスチームサウナです。高温サウナではアロマ水によるセルフロウリュウ、スチームサウナではお塩によるマッサージを体験できます。
17℃前後のバイブラ水風呂はマッサージ効果以外に、冷たさが持続するメリットがあります。

男性用の浴室にはサウナが3種類、水風呂は2種類あります。サウナは108℃と80~90℃、2種類の高温サウナと55℃のスチームサウナ。こちらのスチームサウナにもお塩が用意されています。

108℃の高温サウナはメディテーションサウナ。仄暗く、静かな音楽が流れるサウナ内で、オートロウリュの熱波に包まれながら瞑想していると、心が“無”になるのだとか。経験してみたい!
※撮影のため室内を明るくしています。

広い80~85℃の高温サウナは両端にサウナストーブがあり、熱が一方に偏ることがなく体全体が熱せられます。さらに、テレビがあるので長時間入っていても退屈しません。

また、こちらでもオートロウリュが楽しめます。通常のオートロウリュは上から水が落ちてきますが、こちらは下から水がかかるので、熱の対流によって下から上へと熱波が広がり、足元から体全体に熱が伝わります。

毎日16時にはアロマ水によるロウリュが行われ、うちわやタオルを持ったスタッフによるアウフグースも体験できます。アロマ水のロウリュは、女性用高温サウナでも行われています。

グルシンサウナ

次に男性の水風呂ですが、最大深度が163cmもある大きな水風呂と、サウナーの間でグルシンと呼ばれている、水温10℃以下の水風呂の2種類あります。

水深が163cmもあると頭まですっぽり入って、全身をまんべんなく冷やすことができます。しかも取材時はペパーミント入りだったので、出てからも体は冷え冷え。(ペパーミント水風呂は期間限定で不定期で行われます)
グルシンサウナはマニアな人たちに大好評だそうですよ。

ずらりと並んだアディロンダックチェアにも圧倒されますね。これなら椅子取りゲームにならない!ととのい待ちなんてことが起こりません。

他にも男性用浴室にはクールルームがあり、上から降りそそぐ冷たい風が外気浴のような心地よさをもたらしてくれます。

男性用の浴室にはデトックスウォーターのサービスもあり!

「テルマー湯 西麻布」は男性の利用者が圧倒的に多いため、男性用サウナが特に充実しているのだそうです。

シャワーはすべてリファ

洗い場のシャワーには男女ともリファのシャワーヘッドが完備。シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどのバスアメニティも上質なものが用意されています。
ドライヤーもリファ。女性用パウダールームには、ヘアアイロンもあるので、巻き髪もばっちり決まります。

男女一緒に過ごせる岩盤浴

2階には岩盤浴スペースがあります。こちらは別料金となり、入館時に受け取った岩盤浴着を着用して利用します。岩盤浴着を着ているので男女一緒に利用可能。夫婦やカップル、仲の良いグループで、癒しの時間を共有できます。

「岩盤ヒーリング」は45℃という室温の中、岩盤から発せられる遠赤外線で体の芯から温まります。瑪瑙・紅溶煉・イエローオニキス・レッドトラバーチンなどの薬石の上に寝ころぶと、新陳代謝が活発になり、解毒作用や免疫力も高まるとか。

「ロウリュヒーリング|サウンドロウリュ」は、毎時00分と30分に音楽とともにサウンドロウリュが行われます。六本木エリアらしくクラブっぽい音楽が流れているので、テルマ―湯 西麻布が建つ以前、ここがナイトクラブだったことを知っている人には胸アツかも。
今後は音楽もいろいろ変えていく予定だそうですよ。

火照った体は「クールルーム」でクールダウン。ボタンを押すと頭上から冷風が吹き出してきます。

替えの岩盤浴着も用意されているので、じっくり汗をかいてくださいね。

自分の居場所を見つけてリラックス

心と体を癒すリラックスゾーン

2階には広いリラックスゾーンもあります。まず目に飛び込んでくるのが、人をダメにするソファとして知られているYogibo。ととのったあとここに座ったら、もう立ち上がるのは至難のわざ。

奥にはテレビやスマホを見ながら寛げるリクライニングソファが70席。うち14席は女性専用スペースとなっています。

個々にスペースが区切られているコワーキングスペースも9席あり、仕事が煮詰まったらサウナで気分転換という贅沢なワーケーションができます。

奥にはグッズリ眠りたい人のための「いびきルーム」も!薄暗い室内は仮眠をとるのに最適なスペース。いびきが気になる人も、ここなら安心して眠れます。

2階のカフェの横にはたくさんの漫画が揃った本棚も設置されました。
カフェメニューには、ヘルシーなスムージーやオロポ、クラフトビールが用意されています。

これが無料?本格的なフィットネスジム

1階のフィットネスジムは、本格的なマシンがずらりと揃っています。これがなんと無料で利用できるというのですから、驚きですよね。適度な運動はストレス解消に最適です。

運動して汗をかいたら、大浴場でサッパリ爽快!パワーがもらえますよ。

豊富なリラクゼーション

大浴場の横にはアカスリ、1階奥にはエステやオイルマッサージなどの施術が受けられるリラクゼーションスペースも完備。人気メニューは筋膜リリースとのこと。

おいしいサ飯も食べられる!エスニックレストラン

1階のレストランは、まるでエジプトの宮殿のような店内。本格的なエスニック料理がいただけます。
サウナで汗を流した後の体は、水分や塩分不足になっています。さらに味覚が鋭くなっているので、スパイシーなものがおいしく感じられ、エスニック料理はサ飯にうってつけなんです。こちらでは、特に麻婆豆腐やピリ辛海鮮チャーハン、海鮮スパイシー風焼きそばをサ飯としてオススメしています。

筆者は、ガパオライス1,780円(税込)をオーダー。揚げ春巻きとサラダ、ドリンクがセットになっています。

ガパオライスはナンプラーの風味が強い本格派。この塩分が汗をかいたあとの体に嬉しい。ボリュームも十分あってお腹いっぱいになりました。+100円でご飯を大盛りにできるので、大食漢の男性も満足できますよ。

実はとってもコスパがいい!

六本木エリアという事で、入館料が高いのでは?と不安に思う人もいますよね?確かに3,000円台の入館料だけ見ると高いと感じるかもしれません。

でも、11時の開店と同時に入っても、夜中0時までは追加料金なしでいられるんです。その間、サウナ、お風呂、リラックスルームで休憩、フィットネスジムでトレーニング、いびきルームで仮眠、コワーキングスペースで仕事、これらすべて追加料金なしでずっと利用できるんですよ!

13時間過ごせると考えたら、コスパがいいと思いませんか?

0時を過ぎたら深夜料金がプラスされますが、それでもこのエリアのホテルに泊まることを考えたら、とてつもなくリーズナブルです。
最上階には宿泊できるお部屋もあります。簡易的なお部屋ですが、しっかり鍵がかかる個室で、ベッドはなんとシモンズ。宿泊料は入館料込みの値段なので、お風呂やサウナ、フィットネスジム、リラックスゾーンも自由に使えます。それで6,500円からって港区とは信じられない値段です。

社長が一番多く住んでいるのは港区六本木だそうです。上手にリラックスして疲れを残さないことが、仕事をスムーズに進めるコツかもしれません。ちょっと疲れがたまってきたかな…という時、上手に利用したいサウナ&スパです。
※2023年10月現在の料金です


関連タグ
この記事を読んだ方におすすめの関連記事
この記事を書いたライター
さとちん
さとちん

温泉とご当地グルメを愛するおでかけ&グルメ&旅ライター。 休日や旅先では朝風呂でパワーチャージ! 温泉ソムリエになりました。

温泉ソムリエ,サウナスパ健康アドバイザー,銭湯検定4級,高齢者入浴アドバイザー

編集部おすすめの温泉・スパコラム
最新の温泉・スパコラム
エリア一覧
人気のタグ
TOPへもどる