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最終更新日:2024年01月30日

寝湯とは?最高のくつろぎ空間が堪能できる温泉10選! 全国

体を寝かせながら入るお風呂「寝湯」に入ったことはありますか?実は、一般的なお風呂とは違う、極上のリラックス体験が味わえるのです。

この記事では、そんな寝湯の概要、効果、注意するポイントなどについて解説します。さまざまなタイプの寝湯を楽しめる温泉施設も10施設ご紹介するので、温泉選びの参考にしてくださいね。

寝湯とは

寝湯とは

寝湯(読み方:ねゆ)とは、浅めの浴槽に体を寝かせて入るお風呂のことです。「寝ころび湯」「寝浴」とも呼ばれます。

浴槽に枕がついている場合は、そちらに頭を置いて体を横にしてください。あとは、体中の力を抜いてお湯に身を任せるだけ!

現在多くの温泉施設で導入されており、浴槽の深さや素材は多種多様。体中がまるごとお湯に浸かるタイプもあれば、背中のみをあたためるタイプの寝湯もあります。露天風呂に設置された寝湯では、空を望みながら入浴できることも。

さまざまな施設を巡って、自分好みの寝湯を探してみるといいですね。

寝湯の効果、メリットは?

寝湯の効果、メリットは?
寝湯には、いったいどのような効果やメリットがあるのでしょうか。

身体への負担が少ない

1つ目は、身体に負担がかかりにくいことです。寝湯に入るとお湯の浮力がはたらくため、体に水圧が比較的かかりません。血行も良くなり、疲労やストレスを軽減してくれますよ。

長時間浸かることが可能

2つ目は、長時間入浴できることです。体に大きな負荷がかかりづらいので、ゆっくりと温泉を楽しめます。また、浅めの寝湯は体全体がお湯に浸からないため、のぼせにくいといううれしい特徴も。

寝転がることによるリラックス効果

3つ目は、寝転がりながら入浴できる気持ちよさです。手足をたっぷりと伸ばしてお湯に浸かることで、一般的な入浴よりも開放感が味わえます。

寝湯の入り方、注意するポイント 

寝湯の入り方、注意するポイント 
寝湯に入る際の注意ポイントは、以下のとおりです。

・タオルをお湯に入れない
・本気で寝ない

タオルをお湯に入れると、ほかの利用者の迷惑になってしまいます。浅めの浴槽で体を隠すために、タオルを体にかぶせることは控えたほうがベター。タオルの置き場所に困ったら、頭の上部あたりに置きましょう。ただし、背中のみにお湯が流れる浅いタイプであれば、お湯に浸からないよう身体の上にタオルを置くことは問題ありません。

また、本気で寝ないことも大事です。寝湯を楽しんでいると、リラックスしすぎてついうとうとしてしまいがち。身体が冷えてしまったり、のぼせてしまったりする恐れもあります。寝湯は数が限られているため、みんなで健康的にお風呂を楽しむためにも、一定の間隔で譲り合いをすることを心がけましょう。

こんな方におすすめ

温泉 名湯 露天風呂

寝湯は、入り方や注意ポイントに気をつければ、どんな人も楽しめる温泉です。そんな中でも、以下のような方にご利用をおすすめします。

・ゆっくりと長時間入浴したい
・よりリラックスしながら入浴したい
・いつもと少し違うお風呂に入りたい

1つでも当てはまる方は、ぜひ寝湯を試してみてくださいね。

さまざまな寝湯が楽しめるおすすめの日帰り温泉・スパ10選

ここからは、バラエティ豊かな寝湯が体験できる日帰り温泉・スパをご紹介します。

熊谷天然温泉 花湯スパリゾート / 埼玉県熊谷市

熊谷天然温泉 花湯スパリゾート
地下1500mから湧き上がる源泉を100%かけ流しにしている「熊谷天然温泉 花湯スパリゾート」。源泉量は、なんと埼玉県最大規模! 源泉には硫黄成分が入っているため、黄金色のお湯が美しく輝きます。

寝湯は低温の源泉をかけ流しており、長時間浸かっていられる配慮が施されているとか。御影石の岩盤が床に敷き詰められているので、高級感も感じられるでしょう。日常から切り離されたような空間で、日々の疲れを解放してみてはいかが。

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季乃彩(ときのいろどり) / 東京都稲城市

季乃彩(ときのいろどり)
出典:http://www.tokinoirodori.com/
「季乃彩」は、季節を感じながら空が見渡せる、壮大な露天風呂が魅力的です。岩風呂、ひのき風呂、石釜風呂といったさまざまな種類の温泉を味わえます。内風呂にはナノ水を使用しているため、お肌への浸透力は抜群! 美肌効果を求める人におすすめです。

寝湯は、露天風呂と内湯にそれぞれ設置されています。露天風呂は浅め、内湯は深めといった違いがあるので、入り比べしてみるのもいいですね。複数の寝湯を同じ施設内で体験できるため、オトクな気分になるはずです。


神戸みなと温泉 蓮 / 兵庫県神戸市

神戸みなと温泉 蓮
「神戸みなと温泉 蓮」は、美しい庭園の中で味わう露天風呂「棚湯」が人気です。滝の音が響くたか湯、肩までお湯に浸かれる深湯、浅めのお湯でくつろげる浅湯、広大な長湯、そして寝湯。5種類の温泉ごとに段差をつけることで、いろんな角度から庭園を眺められます。

寝湯のポイントは、座席部分が体の姿勢に合わせて設計されていることです。ゆるやかな波形に沿って体をあずければ、無駄な力が抜けて、心からリラックスできますよ!

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守山天然温泉 ほたるの湯 / 滋賀県守山市

守山天然温泉 ほたるの湯
出典:http://hotarunoyu.jp/
「守山天然温泉 ほたるの湯」の露天風呂では、豊かな緑に包まれながら開放感を味わえます。関西初であるジェットバス「SIXPACK ELECTRIC JET BATH」も導入しているため、腹筋を重点的に鍛えたい方は入ってみる価値アリです。

なんといっても特徴的な点は、畳の上で寝湯を楽しめるところ。畳の匂いを感じつつ、ゆっくりと温泉に浸る時間はプライスレスです。畳ならではのあたたかさを、ぜひ味わってみてくださいね。


いちの湯 古河店 / 茨城県古河市

いちの湯 古河店
「いちの湯 古河店」には、高濃度人工炭酸泉を有する室内風呂、洞窟風呂や打たせ湯を楽しめる野天風呂、サウナ、岩盤浴などが揃います。とくに、自然と一体化したような気分で入浴できる、開放的な野天風呂はたまりません。

寝湯は、体がしっかりとお湯に浸かる深めのタイプです。ゴツゴツとした岩肌を見ながら入る温泉は、まさに非日常空間。岩の枕に頭を乗せて、ゆったりと時間が過ぎるのを感じましょう!



おがわ温泉 花和楽の湯 / 埼玉県比企郡

おがわ温泉 花和楽の湯
「おがわ温泉 花和楽の湯」は、落ち着いた雰囲気の総木造りの建物が魅力です。日本国内では珍しい、ph10.0の強アルカリ性単純泉を使用。疲労、関節痛、打撲・捻挫、胃腸機能の低下などに効果があります。

とろみのある温泉は、「美肌の湯」とも呼ばれており大人気。寝湯の泉質にもこだわりたい人や、強アルカリ性の温泉でくつろぎたい人におすすめです。



上方温泉 一休京都本館 / 京都府城陽市

上方温泉 一休京都本館
原生林の松を眺めながら、自然の雄大さと一体化できる「上方温泉 一休京都本館」の野天風呂は、一度入ってみる価値アリ。源泉の「松泉乃湯」は、白く濁った中にさまざまな成分がバランスよく含まれています。

寝湯の浴槽は、比較的浅め。手足を伸ばしてお湯に体を任せれば、木々の生命力を体いっぱいに感じられるはずですよ。

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休暇村紀州加太 / 和歌山県和歌山市

休暇村紀州加太(きゅうかむら きしゅうかだ)
出典:https://www.qkamura.or.jp/kada/hotspring/
紀淡海峡の絶景を見渡せる「休暇村紀州加太」の露天風呂に入れば、日々の疲れも吹き飛ぶでしょう。美しい夕景は、なんと夕陽百選にも選ばれています。「インフィニティ風呂」と名付けられた湯船に浸かれば、紀淡海峡とお湯が溶け合うような感覚が楽しめますよ。

インフィニティ風呂の中に一人分の寝湯スペースが設置されているため、ぜひ利用してみてください。ゴージャスでラグジュアリーな寝湯を求めている人にぴったりです!


塩原あかつきの湯 / 栃木県那須塩原市

塩原あかつきの湯
「塩原あかつきの湯」は、那須火山帯地下1500mから湧き出た源泉をかけ流しています。効能は、慢性皮膚病、疲労回復、神経痛など。体の芯まであたたまり、すこやかな身体に近づきます。栃木の天然石を露天風呂の敷石に使用しているところもポイントです。

寝湯はバブルジェット方式。ゆったりと体を横にしながら、強力なバブルで身体のコリや疲れを一気にほぐします。

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湯元華亭 / 群馬県沼田市

湯元 華亭
出典:https://www.hanatei.info/

京都の庭師が丹精込めて作った日本庭園の中で露天風呂が楽しめる「湯元華亭」。四季の自然を眺めながら、単純硫黄温泉を堪能できます。お湯は、美肌やアトピーなどに効果大!

寝湯には、少し浅めの浴槽を使用しています。岩の角度を枕として使用するに最適な角度に調節しているため、日本庭園を見渡しながら寝転べるところがうれしいですね。季節によっては、「100本分のバラ風呂」が開催されることもあります。



寝湯は、心身ともにリラックスできる至福のお風呂。一度味わったらクセになるかもしれません。今までと少し違う温泉を楽しみたいなら、今回ご紹介した温泉の寝湯に浸かってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いたライター
岩井パン
岩井パン

関東在住フリーライター。長野県出身。温泉好きな両親のもとに生まれました。お湯に浸かりながら、ぼーっと天井の木目を眺める時間が好きです。

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