ニフティ温泉「温泉IoT」導入事例紹介「杉戸天然温泉 雅楽の湯」 埼玉

当館は、3連休などのタイミングには入館で約45分、食事処では1時間～2時間ほどお待ちいただくことが珍しくありません。
そんな状況から、あるお客様が「ここは杉戸町のディズニーランドか」と、おっしゃったのを耳にしたことがあります。
それは良い意味ではなく、「こんな田舎町に来てまでディズニーランド並みにまたせるのか」ということで驚き、そしてお客様が抱いている不満を感じました。
そこで「混雑状況が分かるようにしてほしい」という、もはやクレームに近いお声に対応するのに役立つのではないかと思い、「温泉IoT」を導入することにしました。

「温泉IoT」の導入によって、瞬時に館内の混雑状況が把握できるという点で、お客様からの安心と信頼が得られました。
休日の場合、お昼の時間帯にお客様が集中することが多かったのですが、それが分散されたうえに１日トータルでの来館者数も変わることはありませんでした。
当館は入館制限がかかることが結構多いのですが、時間の分散によって、これまで5時間だったところが3時間になったりするなど、「温泉IoT」を導入することで以前より入館しやすくなったのではないかと思います。

導入後の反応は、従業員も含めてお客様も感覚はバラバラで、「今日は混雑している」という人もいれば、「それほど混んでいない」という人が隣にいたりもします。
常連さんほど「温泉IoT」の5段階の表示を自分なりに活用されているようで、毎日来るたびに、まず受付で館内の状況を把握されています。
ひとりひとりの感覚としては違いがあるのですが、5段階の表示によってお客様それぞれにご自身なりの基準ができるという点で信頼関係やサービスの向上につながっていると思います。

雅楽の湯の場合、「食事処が赤の表示だったらお風呂に入ってから利用しよう」「岩盤浴が赤だったらオレンジ→黄色になって時点で利用しよう」という人がいますし、「混雑しているようだから今日は諦めよう」という声ももちろんあります。
その混雑については、5段階の表示と実際の状況をみて、お客様ご自身で判断ができるので、上手に緩和ができているのではないかと思います。

雅楽の湯では特に岩盤浴が人気で、その空き状況が「温泉IoT」を通してリアルタイムで分かるようになったということが、店舗にとっても、お客様にとっても、最も良い点として挙げられます。
当館では入館時、真っ先に「いま岩盤浴は混んでいますか？」と尋ねられることが珍しくありません。その際、これまでは持ち場を離れて現場を直接見に行って状況をお伝えしていたのですが、いまはフロントにあるタブレットをお見せして「いまはこのような状況ですよ」とお伝えできるようになっています。

雅楽の湯にとって「温泉IoT」は、いまや欠かせないものになっています。
特別なツールというよりは、日常のなかに浸透しているものなので、我々も当たり前に活用して、お客様にも当たり前に親しんでいただき、安心と信頼を提供できるものとして使っていきたいと考えています。

ブッフェが楽しみで通ってますー

お気に入りはお蕎麦とかぼちゃプリン、カレー、季節の天ぷらや炊き込みご飯など、なんでもおいしいです！

お風呂は、露天風呂が最高です！鳥の声や、夏は、セミの声と、自然に囲まれた場所ならではのリラクゼーションです！
（匿名さんの口コミ）