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尾道市の閑静な温泉地に佇む、木造2階建ての旅館。日曜日の午前中、およそ4年ぶりに日帰り入浴して来ました。昭和35年開湯。酒造りの水を求めて掘削すると、ラドン成分の含まれた水が豊富に湧出した為、温泉にしたのだとか。日帰り入浴の場合は、右横の日帰り入浴専用の入口から入ります。入浴料は500円。リニューアルしたようで、館内がきれいになっています。売店には、ラムネや駄菓子が陳列。100円返却式のロッカーが並ぶ脱衣場も、クーラーが効いていて快適です。昭和ノスタルジーな浴室には、浴槽の両側に8人分のカランを配置。スイス辺りの湖畔の風景を描いたタイル画が美しい。5人サイズのタイル張り内湯には、無色透明の単純弱放射能温泉(源泉名:養老温泉)が満ちています。ラドン含有量は、27.9マッヘ。源泉16.0℃を、湯温42℃位に加温。PH6.0で、さらりとした浴感です。循環ながら、塩素臭なし。浴槽は深いですが、腰掛けられる段差があります。中庭と裏山の景色を眺めつつ、先客が上がられた後、貸切状態でまったりできました。
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