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老舗の宿らしく広い敷地と重厚感のある立派な玄関、一見お高い宿に見えますが、迎えてくれた従業員の方が人間味のある人でほっとしました。(いつも奥飛騨に来るたびに現地の人の飾らない人柄に癒される... ;^_^A)
風呂は時間によって変わるそうですが、今回は1Fが男風呂、2Fが女風呂。男風呂は天井の高い檜造りの内湯と大きな露天風呂。上から見ると、檜に包まれた内湯とシックな洗い場の配置が絶妙、デザイン性が高く、落ち着いた空間をつくっています。内湯は「あつめ」と「ぬるめ」に仕切られており、好みで楽しめるのがうれしい、どちらも掛け流しで細かい湯の花が舞う新鮮さ。
露天は「50人以上入れる大露天風呂」と謳うように、趣のある広々とした岩風呂で内湯の建物を囲む形。この日は雨でしたが天気が良ければ山々が望めるはず。湯は薄い深緑色、また鉄分を含んでいるせいか周りの岩は赤茶に染まっていました。
日帰りで利用しましたが、湯浴みの気持ちよさ、ゆったりとした脱衣所、湯上がり処など、文句のつけようがありません。温泉宿としてのこだわりを感じました。外にある飲泉処もこの宿ならではのサービス!(自家源泉)
入浴料は1000円ですが、それに十分値するパフォーマンス。今度は宿泊し、2Fの風呂や貸切の湯「蓬菜の湯」も体験したいです。
平湯散策をしていると宿の前など至る所に源泉を見ることができます。源泉の名前も分かって楽しいですね。4人が参考にしています