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数年前に、家族4人(妻・夫・爺・婆)で泊まらせていただきました。施設や仲居さんの躾(しつけ)はすばらしく、大変楽しい体験をさせていただきました。
ただ、あまりに仲居さんの対応が良くて、『爺』が感激して「ぜひとも我が地方の名物であるリンゴを贈る!」と宣言し、加賀屋さんの○○さん(客室係の源氏名)宛に、宿泊時に撮った写真を添えて送ったのですが、結局「梨のつぶて」。それが2年前でした。
僭越ですが、旅や湯や宿の思い出は、泊まった時だけで醸(かも)し出されれるものではないと思います。なにか、間違いがあったのかもしれませんが、加賀屋ほどの名宿が感激した宿泊客に対して「梨のつぶて」ではいけません。
「全部、ひっくるめて、好き!」という宿は、なかなかないのでしょうが、そういう宿になりたいと切磋琢磨している加賀屋さんの対応としては、貧相なものを感じています。
※でも、リンゴさえ贈らなければ、宿泊してガッカリする宿ではないと思います。少し、皮肉っぽくなってすみません。3人が参考にしています