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岩尾別温泉を早朝に出発。途中、観光に立ち寄り湯をし、久しぶりにこの地へとやってきた。こちらの宿へは初めての宿泊。
大型旅館の多い温泉街の中でも屈指の規模とでも言えよう。その佇まいは、多少の老朽化の否めないが、清潔感もあり居心地は、まずまず良いと思う。
通された客室は、和洋タイプ。にしては、少々圧迫感を感じる。まあ、一番手頃なプランだったので、そうそうワガママは言ってられないかな。こちらも古さを感じさせられる佇まいだが、外の景観もまずまず。水周りも良し。
温泉施設に近つくにつれ、硫黄の匂いがプンプン漂ってきた(笑)いかにも川湯らしい刺激臭だ。泉質は強酸性の硫黄泉。少々、ヌルッとする湯。肌の弱い私には強烈だ。
ほぼ無色透明で少々私には熱めの湯が、ピリピリと肌を刺激してくるので長湯とはいかない。なので側に設けてある真湯に移動するといった具合だ。その効能は「恋の病以外の万病に効く」とのこと。なるほどそうかもしれない(笑)
その大浴場には、大きめな湯船が1つに小ぶりな湯船を2つ設け、露天といった構造。湯口や湯船は、強烈な温泉成分で白っぽく変色していたが、湯面に湯の花は確認できなかった。そんな湯なので湯船には、特殊樹脂等でコーティングされているのだと、浴室内の看板に記載されていた。恐るべし湯のパワーなのかな。
食事だが、あえて朝食付きのみのプラン。まあ一人だし、温泉街には飲食施設があるので、夕食は居酒屋で済ませた。朝食だが、可もなく不可もなくといった感じだったかな。
川湯へは2度目の宿泊。以前利用した温泉街唯一の純和風宿がなくなっていた。少々、活気のない温泉街。これも厳しいご時世なのだろうな。しかしこの温泉があるかぎり、以前のような活気を取り戻して欲しいと思う。3人が参考にしています