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雪の降り積もるなかで日帰りの利用でした。
日本秘湯を守る会のお宿
その奥にも温泉旅館があるが、ここでも秘湯感は十分ある。
玄関にいる看板犬ラブの名前はラブラドールだからか?
毛布に潜り込んで寝ており姿が見えない。
秘湯の宿。もちろん木造で雪が深く積もる事を考慮した
しっかりした造りで木材も厳選されていると思われる。
何回かの増築を経た歴史を感じさせる佇まいである。
内湯は確認できたのが2か所です。
大浴場は混浴で結構広いです。
脱衣所は男女別ですが浴場は一緒です。
直射日光が殆ど入らず
昼間でも薄暗く、よく言えば落ち着く感じである。
お湯は癖がなく綺麗だがちょっと物足りない気もする。
もう一つは女性専用で
大浴場の湯船の石組みの上隣にある、
銭湯で例えると富士山の書いてある所というか
絵ほど高い位置ではないがそちらからは混浴大浴場が覗ける
簾で仕切ってあるだけでした。
露天は内湯より奥にあり建物を出て少し歩きます。
木製の塀で仕切られて男女別です。
御番所の名前が付いてる、仙台藩の関所が近くにあった
入り口がそれを模したつくりになっている。
花山村寒湯御番所である。
扉は無く暖簾が掛けてあるだけ男女とも赤い暖簾です。
思ったほど広くないが情緒満点の雰囲気を形成。
湯舟床の石貼りはなかなかである。お湯の透明さを意識したのか。
温度は内湯より若干温めでした。江戸時代は寒湯と称したんだな。
現在は温湯温泉と名がついているが内湯は温くはない温度だったです。
雪景色の中に独り、何もかも白い世界で
動きあるのは静かに下りてくる綿雪達だけでした。8人が参考にしています