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十数年も前のことだが、黒斑山に登った帰りに立ち寄り、人が多くて諦めて帰ったことがあった。今は昔ほどナイーブではない・・・。
到着してみると、土曜にしては車が少ないと思った。入浴料は500円、浴室には先客が一人いた。2m四方の湯船と2m×0.6mの湯船がある。大きな湯船は、湯温41度弱位である。含硫黄ーカルシウム・ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩泉、無色微白濁で硫黄の匂いがする。大量に投入されているお湯は、42度強位の温度だが、他に直接湯船に加水している。42度強なら加水の必要はないように思うが、口コミを見ると源泉の温度は低く加温しているらしい。加温して加水とは訳が分からない。
小さい湯船は、35度位で濁りも強く、黄色の湯花が浴槽に付着している。
2000mの高みから下界が見えるのだが、樹木が邪魔をして景観はいまいちというところだ。
高峰温泉など、本来は秘湯に属するのだと思うが、登山ブームのせいか秘湯ブームのせいか、予約が取れない秘湯というのも訳が分からないような気がする。8人が参考にしています