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金沢市街地からですと、県道10号線を湯涌温泉方面に。途中で湯涌温泉に通じる道は分かれて行くのですが、それには乗らずに県道をひたすら直進します。途中で湯楽がありまして、それを超えてしばらく行くと銭がめがあります。料理旅館でして、川魚を使った料理がお得意とのこと。Webページによりますと日帰り入浴もやっておりまして、今回はそちらで利用しました。
フロントで手続きをしまして、お風呂は奥に通されます。脱衣所は狭く、浴室も内湯のみで木の浴槽が1つ。3~4人用といったところです。湯温が43℃ほどと高めでして、冬期にはよく温まると思います。そのせいで浴室内に湿気が充満し、ムシムシとした感じがあったのはやむを得ないところかもしれません。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で1.894g/kg、107L/min、pH8.8、44.2℃というスペックです。舐めてみますと輪郭がぼやけたような塩味がします。浴感は特になかったです。消毒の有無は不明ですが、消毒臭は特に感じることはなく、オーバーフローも多めのかけ流しでいい湯使いになっているのではと推察されます。洗い場は3つほどでアメニティーはエスティヴァンの「海藻とアロエ」シリーズ2点セットでした。
湯のコンディションはまずまずといったところで、力量ある温泉の1つかと思います。金沢市内からわざわざ足を伸ばすならば、このようないい湯に入っていきたいものです。7人が参考にしています