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投稿日:2010年8月16日
共同湯では最強の部類 (日乃出湯(閉館しました))
まぁく☆スリーさん [入浴日: 2010年8月14日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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函館に一泊した際に立ち寄りました。市電で終点の湯の川まで行き(最寄り駅はひとつ手前の湯の川温泉かも?)徒歩で10分強。市街地と空港方面とを結ぶ大きな通りから一本浜側へ入った路地にありました。T字路の正面が熱帯植物園、左角が根崎湯、右角から2軒目が日乃出湯です。
白とオレンジの庇が煌々と照っている入口を入ると男女別扉の間に下駄箱がある昔ながらの銭湯スタイルです。中に入ると脱衣所が見渡せる番台(但し床は脱衣所レベル)があっておばちゃんに420円を払いました。浴室との境は全面ガラス張りで番台からフルオープンといった感です。無料ロッカーへ服を入れ浴室へ。夜の8時過ぎでしたが地元の爺さま5~6人で賑わっていました。湯船に入っているのは一人、あとは床に寝そべったり湯船に腰掛けたり身体を洗ったりしております。洗い場にはシャワーもあり私は持参したシャンプーで洗髪しました。湯船は2箇所で中央の熱い湯と奥の壁面の一段高い場所にある適温の2箇所です。私は先ず中央の湯船に入りました。湯は青白く澄んでいて見方によっては幻想的にも感じます。
手を入れた瞬間に「熱っ!!」と思いましたが、爺さま方が見守る(?)中、動きを止められずそのまま両足→肩まで浸かりました。かなり熱いです!「五稜郭尤敏」で生ビールを飲んだ後だったので無理をせず湯船にあがりました。それにしてもこの湯船にこびりついた温泉成分の量は凄いです。淵は皿状の鍾乳洞のような結晶に覆われ、湯船の縦と底のつなぎ目も成分がびっちりついていて角がない状態です。湯船の中は結晶がすれて基本的にツルツルですべりそうになりましたが、一部はトゲトゲの結晶のままだったりでとにかく温泉成分の濃さを感じさせます。温泉成分が湯船にびっちり付いている温泉は多々ありますが、ここは長方形という以外殆ど原型を留めておらず相当なものです。ちょっと舐めてみましたがやはりしょっぱかったです。
しばらくクールダウンさせて再度チャレンジ。私には数十秒が限界ですが爺さまでもさほど長くは入っていませんでした。浴室の端には草津のように湯もみをする板や飲泉用のコップもありました。
爺さま方は挨拶を交わし次々とあがっていきました。浴室は私の他におっさん一人となりましたが私も爺さま方に続きあがりました。劇熱(?)と噂の永寿湯もハシゴしようと思いましたが、これで十分!温泉街経由で電停の湯の川温泉まで歩きました。夜の9時を過ぎると市電の本数が少なく、バスも終わっているので注意が必要です。私は再度湯の川まで乗って、大盛湯の外見だけ見物し時間調整のうえ函館駅前に戻りました。2人が参考にしています
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