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投稿日:2021年9月25日
南砺の里山風景に溶け込む古民家の鄙び湯… (高窪温泉)
きくりんさん [入浴日: 2020年10月23日 / 2時間以内]
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南砺の里山風景に溶け込む古民家の鄙び湯
北陸自動車道の小矢部ICから、車で約20分。富山と石川の県境近くに位置し、のどかな里山風景が広がる南砺市高窪地区。この集落の奥まった所で、周りの古民家に溶け込むように佇む、高窪温泉の鄙びた一軒宿。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
到着してみると、駐車場が広くて一安心。玄関を入ると、おじいさんが集めたという骨董がたくさん置かれています。入浴料400円は、女将さんに。右手に廊下を進むと、ソファの前に男女別の大浴場があり、男湯は奥です。
棚だけの脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、家庭用のものです。
左奥の窓際に4人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の単純温泉が満ちています(分析書の掲示がなく、日本温泉協会のサイトでは硫黄泉と書かれていますが、全然硫黄感がないので、他のサイトに記載されているような単純温泉でしょうか)。
泉温も不明ですが低いとのことで、加温して42℃位で供給。肌がスベスベする浴感です。循環・濾過有りですが、消毒臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、温泉臭がしてまろやかな味。窓を開けると、里山の景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。
帰りがけに女将さんに尋ねてみましたが、やはり分析書は無いのだとか。とはいえ、里山の鄙び湯をのんびりと独泉できたのは、温泉ファンにとっては代えがたい喜び。次回は是非、壁に貼ってあった山菜定食や鮎の塩焼きも味わってみたいものです。21人が参考にしています
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