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2月10日当日予約で一泊しました。今年は暖冬で雪も少ないとの事で、この日も時折雪がちらつく位で霙まじりの雨が降ったり止んだりといったお天気でした。まず内湯に入ってみました。湯船は大きいものと、少し小さいもの二つありました。温度が違っているようでした。それ程熱くなくいいお湯でした。お湯の流出口には石みたいなものがあり、温泉の成分で染まったような赤っぽい茶色になっていました。露天は支笏湖を臨めるようになっていて、湯量も豊富なようでした。奥の方に小さな屋根がついていたので、その下の所にいると少しくらいの雨はしのげるようです。飲泉が出来たので、飲みました。ほのかに鉄分の入ってるような香りでしたが、飲みやすかったです。脱衣室や浴室も新しく綺麗で、使いやすい造りになっていました。ここの旅館は外の渡り廊下を通り階段を降りて行った所にある天然の露天風呂が有名だとガイドブックなどで見て楽しみでした。露天までの距離が30メートルと書いてあったのですが、渡り廊下の板の隙間から冷気が入ったり、風が吹き上げてきて寒く長く感じられました。内湯で温まっていたのですが、下の露天に着いた時には体が冷たくなっていました。バスタオルを巻いてスリッパを履いて行って良かったです。下の露天の所にも脱衣籠はありましたが、足元は石で冷たく、風が吹き込んで寒かったです。秘湯を守る会の提灯が脱衣所にありました。時期が悪かったのかと思いますが、お湯がとてもぬるくて、あまりにも寒いので少し温まってから内湯に戻ろうと思ったのですが、20分程入ったのになかなか体が温まらず途中で出ました。黒い藻の様なのが一杯浮いていて、その為かお湯は少しぬめりがあるように思えました。以前に来た方が4,5人いましたが、皆さんこの日はお湯が少なくて、以前はもっと広かったと言われていました。露天の右の方にロープが張ってありこの先立ち入り禁止と書いてあったのですが、そちらも以前は入れたそうで、支笏湖がもっと近くに見えたそうです。
本当の天然温泉なので、仕方ないと思いましたが残念でした。夕方入った時にはツアーらしい立ち寄りのお客さんとかで混んでいました。夜は11時で終わりなので、10時30過ぎにもう一度入ったら静かでのんびりできました。夕食は部屋食でお膳での食事でした。あまり印象に残るものはなかったです。朝食はバイキングでした。北海道なので牛乳は美味しかったです。1人が参考にしています