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「キナーレ」とはここ十日町で盛んな着物産業の「着なされ」と、いらっしゃいという意味合いの「来なされ」を掛けたもので、公募されて付けられた名前です。
越後妻有交流館の中にある施設で、キナーレ市(フリーマーケット)も盛んに行われていて、隣には「クロス10」という道の駅もあります。そんな訳で観光客も結構訪れる所のようです。
コンクリート造りの無機質な館内は広々。入口前の大きい吹き抜けの池といい、せせこましさは感じません。
メタ珪酸含有の温泉なので特徴的なものでは無いのですが、「ちぢみ」と「かすり」という2つの浴場が日替わりで男女入れ替えになります。この日は奇数日で男性が「ちぢみ」だったのですが、森下仁丹社製の漢方薬を使った薬仁湯が他にありました。
循環・ろ過使用のお湯。露天風呂は無くサウナと水風呂のシンプルな浴場ですが、天井も高く、中庭みたいなデッキの広いスペースがありゴロ寝可能。無料の男女別仮眠室等ゆったり過ごせる施設です。
後で聞いたら、当初は温泉施設建設を巡り大論争が起こったほどの施設らしいのですが、これだけ人が集まる所なら利便性も含めてなかなか勝手の良いものになっていると思います。
温泉重視の方にはちょっと物足りないとは感じますが。1人が参考にしています