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京都府北部の丹後半島の間人(たいざ)沖は良質の蟹が獲れることで有名です。我が家も冬の味覚の王様、蟹を食べに行ってきました。
宿の向かいにある土産物屋さんの駐車場に車を止めるとすぐに宿からお迎えの方が出て来られました。チェックインの前に蟹の生簀から今晩の夕食の蟹を選びます。生簀で元気に動いている蟹を選ぶのは楽しく、いい旅の思い出となりました。
レイクサイド琴引さんは客室数13室の小規模な宿で、部屋の造りは床の間などないシンプルなものですが、トイレは温水便座もついており、快適性には問題はありませんでした。
夕食は客室で頂きます。
【夕食の内容】
蟹と甘エビの刺身(間人蟹)
あわびの刺身
炭火焼き蟹(生簀から選んだ地蟹)
蟹すき(生簀から選んだ地蟹)
茹で蟹姿1杯(浜坂蟹)
茹で蟹姿1杯(せこ蟹)
蟹寿司
蟹茶碗蒸し
蟹雑炊
お漬け物
デザート
さすがにこれだけ食べると苦しいほど腹一杯になります。蟹は新鮮なためとてもおいしかったので、苦しくてもなんとか完食できました。しかし家内は食べきれずにかなりの量を残しておりました。これだけ食べても、一泊二食付きの料金が1万9千円ですから、大変リーズナブルです。「じゃらん」さんを通して予約したので少し安くなっているのかもしれませんが。
温泉については内湯のみで、カラン四つの小規模な浴室です。宿が小規模なのでこれくらいでキャパ的には充分でしょう。
泉質は浴場にはナトリウム・カルシウム-塩化物泉と表記してありましたが、宿のホームページではアルカリ性単純泉となっております。味覚的には無味に近い感じだったので、単純泉が現在は正しいと思われます。以前はナトリウム・カルシウム-塩化物泉だったものが、成分が次第に薄くなっていき、現在では単純泉になったのでしょう。
加温あり、加水あり、循環ありという温泉の利用法は残念ですが、源泉蛇口からチョロチョロと少量ですが、常時源泉が注がれておりました。
無色透明の湯は匂いは無臭、味はほとんど無味だがわずかに微弱な鉱物味あり、浴感特徴なしと特徴のうすい湯ではありますが、不快な塩素臭は全く感知できないレベルなのは良かった。
評価は温泉は★★★ですが、料理とサービスとコストパフォーマンスが大変良かったので★★★★とします。1人が参考にしています