やまびこ荘（旧国民宿舎 やまびこ荘）【非掲載2112131028春口さんメール】の口コミ情報鉄っぽい匂いの源泉が

２９９号線をひた走りけっこうクネクネの山道の先、思わぬ立派な建物が出現します。まわりは緑の山々に囲まれて空気もきれい。いい所です。建物２階がフロント。「温泉博士」利用。
浴室は内湯がひとつ、洞窟風呂、水風呂、ミストサウナ、それと小さな露天風呂。内湯は全面ガラス窓に囲まれています。窓の外は木々の緑が一面に。湯口付近の石は茶色く変色していて、鉄分が多いと思われます。でも浴感的にはちょっとヌルっとする程度で、匂いもなし。湯口のお湯に触ってもあまり濃い感じがしない。
次に洞窟風呂というのに入ってみた。入口からＬ字型になっていて石を積んだ壁に囲まれている。湯口のお湯を触ってみると、内湯よりあきらかに濃い感じ。ヌルスル感もある。お湯は内湯よりもぬるく浅い。もっとも茶色く変色している部分より水位が下なので、もっとお湯が多いときもあるのかも。露天風呂は小さく二人がやっと。でも緑がきれいで空気もおいしい。内湯よりはぬるめでヌルッとするお湯。長湯するにはいい。
ミストサウナに入ってから水風呂に足だけ入ってみた。源泉温度が11.6度（すごい低さ！）なのでもしかしたら源泉？と思ったから。水風呂は水を流しているところはなく中から出ているようだ。そしてオーバーフロー。流れ出ている所は薄く茶色になっている。でも触った感じはヌル感がなく、やっぱり井戸水なのか？。はっきりしなかった。
最後にもう一度洞窟風呂に入ったら、冷たいお湯と加温されたお湯が勢いよく一緒に流れ出ていた。この冷たい方のお湯は鉄っぽい匂いがして、完全に源泉の香り。ヌルスル感も強くいい感じ。最後にやっと源泉に巡り合えたぞ。

※写真は洞窟風呂の入口。右が水風呂。左が露天の入口。
　内湯の浴槽は露天入口の左側。