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投稿日:2016年7月17日
世田谷の激渋銭湯 (鶴の湯(閉館しました))
baka123456さん [入浴日: 2016年7月17日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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55.0点
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0 - 点
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豪徳寺駅に近い「鶴の湯」とは別です。
可愛らしい世田谷線に乗り、松陰神社駅からすぐ。
木造、瓦屋根の古い銭湯です。
HPと違って16時開店なので注意、不定休ですが基本的に土曜、水曜が休みのようです。
開店前に待っていると「世田谷区銭湯スタンプラリー」の紙を持ったお母さんと娘さんが来ました。
私は、そういう面倒くさいことはしませんが、集めるとTシャツが貰えるみたいです。
こんな若い女性が、こんなボロ銭湯に来るのかと、ちょっと不思議な感じ。
さて入館、番台には優しそうなお爺ちゃんが座っています。
格子天井から白熱電灯みたいなのがぶら下がっていて渋い。
浴室は、島カランが2列もありカラン総計32を誇りますが、シャワーは壊れて外されている所もあり、現在は都合11。
これほどボロい銭湯は、東京では珍しいのではないかしら?
もちろん石鹸類は置かれていませんが、タオルセット140円というサービスもあります。
大分剥がれてはいますが、奥壁いっぱいに「海と富士」のペンキ絵。
男女壁は風車など描いたタイルモザイク画です。
天井は何故か「日の丸」に塗られていて意味が分かりません。
浴槽は、深湯、浅湯と、古い看板に「天然鉱物エッキス」と書かれた小さな薬湯の3槽です。
温度は40度付近と入りやすいものでした。
浴槽脇は湯垢で汚れ、良い雰囲気。
一時的かもしれませんが、開店後しばらくは10人ぐらい客がいて、結構流行っていました。
世田谷区というと「お高い」イメージがありますが、実際は迷路のような下町っぽい街並みもあります。
特に三軒茶屋付近は銭湯の宝庫でもあるようなので、機会があればまた来たいと思いました。4人が参考にしています
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