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去年の秋、まだいまのような温泉熱に取りつかれるまえ、 越後湯沢の「山の湯」からの帰り、17号を走っているとき、偶然ここを見つけました。
僕が訪ねたときはちょうど季節外れで、おまけに温泉にいくとちゅうの橋を工事している真最中で、工事のひとの音と声を聞きながらのたったひとりの湯浴みとなりまして、はじめはあんまり落ち着けなかったのですが、だんだん、あたりの静けさにゆんやりしてくると、きましたきました、だんだん・・・
天狗のぬる湯が染みてきたーっ!
そうなると、いままで眼に入らなかった周りのいい景色も眼に見えてくる。
いや~ 良い景色です。
派手さはない、決して華のある景色じゃないけど、なんというかほっこり息のつける、肩の力が自然にぬける、ちょうどいい按配のひなびかた、落ち着き加減じゃないですか。
ただ、周りからまる見えだから、女性にはちょっときついかな?
でも、ここのお湯は、ほんっと、いいっスからね、この場を借りてお勧めしておきます。
ああ、最近忙しくなってきたんで、またきむら苑へいきたくなってきちゃいましたね---あの独特の静けさを味わいに。(--)0人が参考にしています