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ここはたどり着くまでが大変。離合さえできないような道が延々と続く。しかも、脱輪すれば100メートルの絶壁から転げ落ちる危険な道の連続。そんな危険を冒していくだけに、入湯したときの感激度は何倍にもなる。
訪れた時は、約1年半ぶりに通行が許可された時。崩壊した道が新しく作り直されていた。しかし、ところどころに要注意の標識がある中を15キロほど進んだ先に、やっと開けた平地部。そこにある川を渡った先に脱衣場と湯ぶねがあった。
この日、大雨で川の水を引くパイプが外れ、加水することができなかった。だが、幸いなことに何とか入れる温度。我慢して入ったが、これがヌルスベの優れもの。広く人口に膾炙している背景に納得したものだ。
抜けるような青空、360度の緑の壁。最高のロケーションの中での湯浴み。至福の一時を存分に味わうことができた。大自然の恵みに感謝、感謝であった、4人が参考にしています