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近鉄の大和西大寺駅から東に15分ほど。平城宮跡の隣にあります。如何にもな感じの「かんぽの宿」でして、このあたりは有馬以外はどこも似たような感じなのかもしれません。外観、内装の話です。
お風呂は内湯に白湯浴槽と温泉浴槽。露天は温泉岩風呂と同じく温泉使用の壷湯があります。泉質はナトリウム-塩化物泉で38.1℃、pH7.6、3613.1mg/kgとなっていました。湯使いは加水、加温、循環、消毒ありです。今回、内湯の温泉浴槽と壺湯からは強烈な消毒臭がしていました。どちらもお湯はあふれ出してきまして、それなりに新湯が投入されているはずですが、ちょっと塩素が強すぎましたね。その中で、露天の岩風呂は唯一「まし」かと思われます。最初は40℃ほどの湯だったのですが、しばらくすると熱めの湯が投入されて42℃くらいまで上がっていました。こちらもかなりの量の湯があふれ出すようになっていまして、温泉の存在感がそれなりにありました。ちょっと肌がべたつく感じが食塩泉らしくていいです。消毒臭も抑えられていまして、まずまずの入浴となりました。なぜにここまで浴槽ごとに違いがあるのか分かりませんが、是非露天の岩風呂を中心に楽しんでほしいところです。3人が参考にしています