Horikyuu Ryokan(堀久旅館)

評論

• 2015/01/05

  TAKE

  こちらは下湯のすぐ右隣にあるお宿です。上湯近くには由緒のありそうな老舗宿が並んでおり、体裁整った感じですが。下湯の周辺はどちらかというと、庶民的な湯治宿といった感じの風情です。 さてこちらのお湯は酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物泉、泉温56.6℃、源泉名は蛇荒川折口源泉。新左エ門のお湯と同一源泉でした。従って以下詳細は省略します。この源泉は下湯近隣のお宿で使われている共同源泉の様です。 使用状況表示はありませんが、一応は源泉掛流しとなっている様です。 浴場の雰囲気は古びた湯治の宿といった感じでシンプルです。内湯のみで木造浴槽は４畳サイズ。湯色は白濁の青掛りで透明度30cm。槽内は42℃の具合。湯口からの投入はそれなりにあるのですが、上からのオーバーフローが見えません。下の方から排湯しているのかな？ エージングのためか濁りが増している感じです。湯泥が底にかなり溜まってました。そのせいか浴感的にぬるつる感が増している様な気がします。このぬめり感増しはＢ級マニアさんには受けそうな気もしますが…。しかし、湯泥をすくい上げてみると、ごみが混ざっていました。残念ながら、あまり印象がよろしくなかった。湯の入れ替え・掃除の頻度がどうなのかなあ？と思いました。下からの排湯ではなく、上からオーバーフローがそれなりにあればゴミが溜まる事もないのかと思います。元のお湯は悪くないはずなので、設備構造上の問題かな。連泊客と思われる方の話を聴くと、パイプが詰まってお湯の出が悪くなったので、パイプ掃除をしたらしい。そのためなのかも知れません。