Kyuusyuu Hotel(九州ホテル)

評論

• 2016/12/27

  まるそう

  全面改装に伴い　2016年12月～休館です

• 2016/04/07

  TAKE

  こちらは清七地獄の隣にある大きな観光ホテル。ドアマンが数人待ち構えており、館内も体裁整った感じでした。それなりの歴史を持つお宿の様でそれを物語る展示物も見掛けます。立寄り料金はレンタルタオルセット付きだが、1200円とちと高めかなと思いました。 さてこちらのお湯は含硫黄-単純酸性泉、泉温51.2℃、源泉名は雲仙温泉。主な成分はCa:6.5mg、Na:6.1mg、H:4.0mg、Al:3.4mg、Mg:2.1mg、NH4:1.9mg、Fe(Ⅱ):1.3mg/硫酸:270mg、硫酸水素:37mg、Cl:4mg、HPO4:0.2mg、F:0.1mg/メタケイ:110mg/H2S:18mg。溶存物質（ガス性除く）:450mg/kg、総硫黄:16.9mg、pH:2.4。 使用状況は加水:あり（泉温が高いため、時期により供給量不足を補うため）、加温:気温の低い期間のみ、循環ろ過:あり、消毒:塩素（又はオゾン、紫外線、銀イオンなど）消毒ありの表示。 お湯の特徴としては硫酸ベースでメタケイそこそこ感の酸性硫黄泉。お湯に恵まれている様に思われる雲仙で、湯煙を上げる地獄のすぐ隣にあるというのに。この使用状況とは意外でした。こちらの泉源は何処になるのか不明であるが、湯量の確保に苦労している事情がある様ですね。この辺り一体は国定公園になっているのだが、敷地や引泉の権利関係はどうなっているのだろうか？と思った。 さておき、浴場の状況については以下の通り。 内湯は御影調で12畳弱。右手1/3は寝湯になっている。湯色は透明感ある微緑色か？で濁りはない。香りは特になし。消毒臭が普通程度あり雰気にも感じる。浴感的にはややつる？の感じ。適温41℃の具合となっていた。オーバーフローは見えず、下からの排湯となっていた。こちらは循環消毒の影響が明らかに見受けられて残念だった。 岩風呂露天は19畳。こちらの湯色は弱緑濁で透明度は高く底まで見通せる。香りはツンとする酸＋硫黄だが、ちと微妙な感じかと思った。浴感的にはややつるぬる。こちらは掛流しとなっている模様。上にある湯口と槽内の排湯口が各一見えるのみだが、上からオーバーフローさせる様な設備構造とはなっていなかった。 この露天は清七地獄と隣り合う様で板塀の外には周囲の緑が見え、その間から湯煙が立ち上っていました。 お湯に関しては湯量の関係もあって仕方ないところもあるのかな。しかし雲仙のロケーションと地産の味覚には期待出来るのではないかと思います。

• 2013/09/12

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】51.2℃ 【成分総計と泉質】0,63g 含硫黄ー単純酸性泉 【色】薄白 【におい】かすかな硫化水素 【味】微酸 【浴感】なめらか 【温泉利用状況】加水循環 【感想】地獄の横に位置するドンと大きなホテルで、接客態度やホテルの雰囲気など高級感に満ち溢れている。入浴料は１２００円はフロントで支払い、脱衣所にいる人に入浴券を渡す。内湯はいかにもホテルの大浴場っぽい広々とした空間で、露天は囲まれていてチラッと隣の地獄が見えるようになっている。地面を見てみると硫黄で黄色く変色している部分がある。湯は雲仙らしい硫黄と酸性の個性があるものだが、加水循環の利用でパワーダウン感は否めない。やはり硫化水素臭や酸味といった部分が分析書通りのものではなかったかなと。しかし成分が総崩れという訳ではないので温泉の個性はしっかりキャッチできると思います。