Houki Onsenkan(宝喜温泉館)

評論

• 2016/07/31

  鸚鵡鮟鱇

  国道9号線の宝木交差点から南に、県道182号線を進んでいきますと右手に見えてきます。もともとリハビリを目的にした施設のようです。 浴室は内湯が2棟になっているようです。まあとなりですし、浴室自体もつながっていますが。1つ目の浴室は寝風呂と主浴槽。この2つに温泉が使われています。あとは水風呂です。寝風呂は40℃、主浴槽は43℃ほどでかけ流し。消毒臭もしません。微つるつる感ありまして、柔らかな肌合いです。分析表によりますと、弱アルカリ性の単純泉で47.0℃、0.601g/kgとなっています。カランとシャワーも温泉が使われています。アメニティはPHOENIXの3点セットでフルーツの香りがする珍しいタイプです。 内湯その2は大きな温泉プールです。38℃ほどで打たせ湯もついています。遊泳ではなく、リハビリの歩行浴用のプールらしいです。こちらも温泉でかけ流し。質は高いです。 豊富な湯量に恵まれたいい温泉施設だと思います。優しい湯質の湯に恵まれていますし、観光のついでとか、旅行の目的にしてもいいかなと思いますね。鳥取界隈の方なら、毎週末に入浴するのもいいでしょうし、お勧めの施設です。私もまた来たいですね。

• 2014/11/04

  TAKE

  前宿の三朝温泉からだと、山道の県道22号を通り日本海側の浜村方面に向かいます。浜村からだとＪＲで鳥取方面へ一駅行った処が宝木です。施設名はそこから転じたものなのでしょうか。JR室木からだと県道182号を南へ1km強ほどで歩いても行けそう。前回、鳥取訪問した際にこちらにも訪問予定でしたが、時間的都合により割愛しました。今回は開店直後10時～の訪問。 太陽光パネル設置&施工者のPR表示も見え、オーナーさんは地元の建築or建材関係の会社なのかな？外観はいかにも今風な感じの温泉施設です。今風の施設が好きな人と、お湯＆風情重視派の人の意見は多少分かれそうな気も。私も正直なところ、施設構えだけを見ると、お湯について期待して良いものかと思ってしまいますが。それだけ、こういった例が少ないのかも。 さてこちらのお湯は弱アルカリ単純泉、泉温47.0℃、源泉名は宝喜温泉。 主な特徴を表す成分はNa:145.4mg、Ca:3.7mg、Mg:0.6mg／炭酸水素:342.7mg、硫酸:22.5mg、Cl:24.5mg、F:0.7mg／メタケイ:56.4mg。 使用状況は加水：なし、加温：なし、循環：なし、消毒：なしの源泉掛流し表示です。 お湯の特徴は溶存物質（ガス性を除く）で601mg/kgの単純泉。陽イオンがほぼナトリウム、陰イオンはほぼ炭酸水素が占めており、他にはあまり目立った成分はなし。泉質的にはナトリウム-炭酸水素塩泉に近い。消毒なしで掛流しとなっている点は評価出来ます。 浴場の様子は以下の通り。内湯は御影調です。 主槽は７畳サイズ。槽内はややあつ42強。右手に湯口、左手にオーバーフロー。湯口で仄かな香りがしますが、槽内ではほぼ無臭。微塩味という具合。 小槽は２畳サイズが２つあり。１つはジェット槽の寝湯。上からのオーバーフローなし。底から配湯の様子も見えないので、まだ湯を張っている最中かな？そして、もう１つの小槽は水風呂なので略。 プール風呂は広く22畳サイズで深さ１ｍほど。基本的にはリハビリ浴槽なので、他の利用者に迷惑になる様な使い方は出来ません。槽内はややぬる40℃、打たせ湯２本が左手にあり。オーバーフローも下からの排湯も見えず、こちらもまだ湯を張りの最中かな？ 施設表示によると湯量は430～500L/分と豊富。毎日換水・開店10時にお湯張り完了となっているため。開店直後のお湯の鮮度は良いと思われるが、まだオーバーフローラインまで達していない槽もあるのかと思われました。

• 2014/06/30

  きくりん

  鷲峰山を望む静かな田園地帯に建つ、日帰り温泉施設。5年ほど前に、訪れました。ここの特徴は何と言っても、毎分500Lの豊富な湯量。無色透明の弱ｱﾙｶﾘ性単純温泉を、ｼｬﾜｰにも使用するほど。当然、源泉かけ流しです。石造り内湯の他、角閃石を使用した寝湯もありますが、驚くのは広いﾘﾊﾋﾞﾘ用の歩行浴槽。ﾌﾟｰﾙ並みの広さだったので、歩くのを忘れ、気持ちよく泳いじゃいました。