Tekarisansou(光山荘)

評論

• 2015/06/20

  きくりん

  寸又峡温泉街の中程に建つ、昭和38年に開業した木造宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。入浴料500円は母屋で。外に出て、道を挟んだ向かい側に湯小屋があります。男湯は右側の浴室「寿光の湯」。棚と鍵付き小ロッカーが並ぶ、広い脱衣場。ドライヤーあり。浴室左側の洗い場には、５人分のシャワー付きカランがあります。アメニティは一般的なもの。窓際に、10人サイズの丸タイル張り石枠細長内湯があり、無色透明の単純硫黄温泉[源泉名:混合泉〈寸又峡1号(寸又峡2号泉)、2号(寸又峡3号泉)〉]が、サラサラとオーバーフローしています。源泉43.0℃ですが、槽内は39℃位のぬるめ。PH9.1で、肌がツルツルする浴感です。綿状の灰色の湯の花が、大量に浮遊＆沈殿。歩くと浴槽内は、雪が降っているかのようです。「源泉かけ流し」と書かれた、木札が置かれた湯口の湯を、口に含むと玉子臭がして弱甘味。下から加温湯が出ていたので、正確には加温かけ流しでしょうか。窓を開けると、隣の民家と山々の景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。温泉成分で壁やカランが変色しているので、きれい好きな方には向かないかも知れません。 主な成分: ﾅﾄﾘｳﾑｲｵﾝ172.4mg、ｱﾝﾓﾆｳﾑｲｵﾝ1.4mg、ｶﾙｼｳﾑｲｵﾝ0.7mg、ﾌｯ化物ｲｵﾝ14.4mg、塩化物ｲｵﾝ3.1mg、水酸化物ｲｵﾝ0.2mg、硫化水素ｲｵﾝ6.8mg、ﾁｵ硫酸ｲｵﾝ1.0mg、硫酸ｲｵﾝ1.5mg、炭酸水素ｲｵﾝ300.6mg、炭酸ｲｵﾝ90.1mg、ﾒﾀｹｲ酸26.5mg、ﾒﾀﾎｳ酸12.5mg、成分総計0.6356g

• 2014/04/16

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】42.7℃ 【成分総計と泉質】0,688g 単純硫黄温泉 【色】透明青みがかり 【におい】硫黄 【味】硫黄 【浴感】つるつる 【温泉利用状況】一部循環 【感想】フロントで５００円を支払ったら外に出て向かいにある湯小屋へ。誰も居らず終始一人での入浴となりました。１５人くらいが入れる内湯がありまして、不思議なのは湯口の源泉が筒を通ってそのまま排水溝にたれ流されていることでした。なぜこの湯を槽に注がずそのまま捨てているのだろう・・？一応筒を動かして槽に注ぐこともできるのだが、意味があってそのまま捨てているのだろうから動かすのはやめておいた。槽内の温泉は微硫黄臭がしてつるつるするという寸又峡らしい個性をキャッチできるのだが、やはり湯口の湯の方が硫黄やつるつるが強いのでそちらに夢中だった。たれ流れている源泉をそのまま寝転んで浴びまして、個性を堪能。源泉がぬるめだったので槽に流しっぱなしにしておくと温くなる恐れがあり、それを防止する為のたれ流しなのかな？