Gekijou Ryokan Kawatana Grand Hotel(劇場旅館川棚グランドホテル)

評論

• 2014/07/29

  きくりん

  開湯は寿永2(1183)年、下関の奥座敷として親しまれる川棚温泉。この温泉地に建つ、ｸﾞﾗﾝﾄﾞと呼ぶに相応しい大型ﾎﾃﾙ。以前、日帰り入浴しました。「旅館は劇場」をﾃｰﾏに、ﾄﾞﾗﾏﾃｨｯｸな旅館づくりをしているだけに、大浴場「山頭火」もﾓﾀﾞﾝな造り。美術館の庭園のような露天風呂で、無色透明の含弱放射能-ﾅﾄﾘｳﾑ・ｶﾙｼｳﾑ-塩化物温泉を楽しめました。できれば泊まって、南風泊市場に揚がるﾄﾗﾌｸを堪能してみたいものです。

• 2014/04/18

  TAKE

  川棚温泉にやって来ました。川棚温泉は開湯1183年とのことで歴史的には古く、山頭火やコルトーが訪れたとか。こちらはその中では一番大きなホテルなのでしょうか。日帰り入浴も出来るお宿です。因みに近くには「元湯」と書かれた看板も見掛け、そちらも気になりました。残念ながら山口は距離的に遠く、今回の川棚温泉では時間の都合上、こちらのみの訪問となりました。温泉街全体の雰囲気までは感じられず、またの機会があれば。 さておきこちらのお湯は含放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、泉温不明、源泉由来の香り確認困難（消毒のため）、無色透明。分析書がないため、主な特徴を表す成分も不明。当然ながら使用状況表示もありません。状況的に見て加温：あり、循環ろ過：あり、消毒：塩素消毒ありと推定されます。加水有無については不明。受付にて分析書がないかと聴いたが、こちらでも備え付けはなく確認出来ませんでした。このレベルになると、温泉宿としては如何なものなのかな？と思われました。 浴場は白黒モノトーン調で小洒落た雰囲気ですね。この地を訪れた山頭火の詠んだ句の様なものが散りばめられていましたが。劇場とは何なのか？残念ながら、このお宿のコンセプトが今一よく判りませんでした。内湯は横長の12畳サイズで弱めの消毒臭。露天も12畳サイズでこちらは普通に消毒臭でした。お湯については特にこれといった印象もなく、残念なものでした。 日帰り入浴のみだと週末料金1000円と高めです。正直お湯のＣ／Ｐとは釣り合いが取れませんので、お勧めはしません。食事付だと週末料金1500円で、1050円分の金券付なので、入浴料が正味450円です。これならどうか？というところですかね。食事処では1050円分の金券を使って、ぴったりの価格設定がされた昼食メニューがありました。なるほど、こういう営業手法なんでしょうかねえ。名物の瓦そばに白魚のかき揚げが乗ったのを食べました。こちらは物珍しい感じでしたが、量もありまあまあかと思いました。お湯についてはお食事ついでに興味があればということで。

• 2014/02/27

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】 【成分総計と泉質】含弱放射能ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉 【色】透明 【におい】塩素 【味】塩っ気 【浴感】ほぼなし 【温泉利用状況】循環 【感想】グランドホテルということで、ドンとそびえたち目立つ。フロントへ行くと、入浴専用受付の存在と場所を説明されるので一回外に出るなどして受付を目指す。浴室は光が多く入る内湯と緑豊かな四角露天があり、それぞれ２～３０人は入れるサイズである。入浴料は１０００円ということで、ごった返すような感じはなく合計二人の静かな雰囲気。川棚温泉は山頭火が愛した温泉ということで、それにちなんで脱衣場や浴室には山頭火の詩がアチコチに書かれています。湯は循環塩素臭で、塩っ気があるものの浴感は特筆するものはありません。浴室の雰囲気は清清しくて落ち着きます。