Sanogawa Onsen Ryokan(佐野川温泉旅館)

評論

• 2016/08/07

  つとさん

  １軒宿ですが新東名高速の新清水インターから車で２０分弱の所にあり、わりと便利なところにあります。 夏場は人気のある温泉とのことですが、土曜日の午後に行ったわりにはそれほど混雑しているというほどではなく、問題なく入浴できました。 湯殿の入口に無料のミネラル水道水の給水器があり、自由に飲むことができます。 脱衣所のロッカーは無料。湯船は内湯と露天風呂があり、それぞれに非加熱の30度くらいの源泉浴槽と、加熱した浴槽がありますが、両方ともかけ流しの塩素消毒なしの、素晴らしい温泉です。 特に、この時期は源泉浴槽の方が人気で、ほとんどの人がそっちの湯船に入ってましたね。 コップも置いてあり、飲泉も可能。くせのない、飲みやすい温泉です。 蒸し暑いこの時期、この温度の温泉はお勧めですね。

• 2015/08/09

  ｼｽﾚｰ

  関東甲信越にある鉱泉を探していたら、こちらの情報を見つけました。 所在地は山梨県だけど中央道ではなく新東名が最寄りICというのもピンとこなくて、不思議な感覚です。 訪れた日には多くの静岡県内ナンバー車が駐車場に止まっていました。 脱衣場には、細長く上下二段のロッカーがあり無料で使えます。 洗い場は６つだったか、内湯・露天風呂のサイズからしたら少ないですが、この日(土曜日夕方)の洗い場はガラガラで空いていました。 内湯・露天風呂ともに、源泉と源泉加温の２つずつの湯船があります。それぞれ10人は入れそうな大きさです。 源泉温度は、鉱泉ではないため「冷たい！」と感じるほどではなく、夏場には心地よい温度です。 外気の影響か、源泉風呂でも露天風呂から内湯に入ると温かい感覚があります。 じっとお湯につかっていると、身体中に小さな泡がついてきます。 湯温の割に温まる感覚を受けるのはこの効果かもしれないな、と思いました。 露天の源泉風呂に長らくつかる人がほとんどで、おしゃべりに豪華な花が咲き乱れている印象を受けました。 ひとつ残念だったのは、脱衣場にあるお手洗いのスリッパと便座がびしょびしょで、とても使える状態ではなかったこと。風呂場や浴槽内で「しでかさない」だけマシですが、きちんと体を拭いて利用していただきたいです。 そのときは子どもはひとりもいなくて、50～60代の人がほとんどでした(話の内容で判明)。

• 2015/04/17

  TAKE

  こちらは山梨県でも静岡県側に近く、高速利用なら現在では新東名・新清水ICから甲府方面へと向かうアクセスが最も近い様です。湯治宿っぽい雰囲気ですが、こちらは昭和中期の開湯らしく、古来からの湯治場ではない様です。実は今回の山梨訪問では往路にて訪問予定でしたが。たまたま法事の都合にてお休みされていたので、帰路に寄りました。なお立ち寄り料金は650円でした。 さてこちらのお湯は単純硫黄泉、泉温31.5℃、源泉名は不明、pH:9.7。測定年代不明の泉質概要のみで分析書の掲示がなく、以下詳細は不明です。使用状況表示もありませんが。加温：一部であり、完全放流と見えます。表示類は整えて頂きたい処です。 内湯はタイル張り・縁取り御影の２槽あり。雰囲気にも硫黄を感じます。 左手が加温槽で10畳サイズ、湯色は透明感ある微黄色・微濁り。湯の香は硫黄臭。加温である湯口でも感じますし、槽内でも感知します。湯温は適温41℃の具合。分析書の掲示がないのが残念です。硫黄のインパクトから考えますと、総硫黄量では規定値ギリギリ付近ではなく、そこそこあるのかなあ？という印象でした。浴感的にはつる感出てますね。 右手が非加熱槽の様で7.5畳サイズ、こちらの湯色はほぼ無色透明。湯温はやや冷たく30℃付近でしょうか。少し泡付きする感じ。湯口では34～35℃ぐらいかな。と思いました。表示されている泉温とのギャップに気が付きましたが。年代や季節により変化するものですから、何ともいえない処です。 岩風呂風の露天は小槽が８畳サイズで不感帯に近い37℃。主槽が12畳サイズで30℃付近といった感じですね。時期的に露天での交互浴は正直、厳しい感じです。 四方を山に囲まれた様なロケーションで悪くない。近景の緑を眺める感じですが、電線だけ見えなければいいですね。 この近辺は火山活動に乏しく。目立った温泉のない静岡中西部からもアクセス的に近い。こんな処に硫黄泉があったのかという感じです。悪くないと思います。