Hotel Matsubagawa Onsen(ホテル松葉川温泉)

評論

• 2014/07/15

  TAKE

  高知道を一気に西進し高知県入りしました。高知道の終点でR56～県道19～県道322と四万十川に沿って遡ります。山中の一軒宿ということで、こちらもなかなかのロケーションですね。 さてこちらのお湯はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉、泉温13.0℃、硫黄臭、無色透明。源泉名は松葉川温泉。 主な特徴を表す成分はNa:71.3mg、Ca:2.4mg／炭酸水素:108mg、BO2:5.2mg、硫酸:3.4mg、HS:2.8mg、Cl:2.5mg、F:2.1mg。 使用状況表示は見当たりませんが。状況観察の結果、加温：あり、循環ろ過：あり、消毒：ありと推定されます。 お湯の特徴としてはこちらも単純硫黄泉とのことで、硫化水素2.8mgありというところが目に付きます。 内湯は御影調で統一された雰囲気、主槽が９畳サイズで槽内は適温41℃付近。小槽は2.5畳サイズで四万十川の湧水を使った白湯で、バイブラ付加。主槽の奥にある湯口からチョロチョロと冷泉が投入されており、お湯に関してはここが最大のポイントです。この冷泉のみ硫黄の香りがしました。当日ここまで硫黄泉と名の付く処に幾つか行ったのですが、まともに硫黄の香りがしたのはここの湯口だけでした。しかし残念ながら、槽内のお湯については上記使用状況のため普通に塩素臭で、硫黄を感知するのは困難です。底から排湯されてるため、ＯＦは目に見えませんでした。 露天は12畳サイズでこちらも適温付近となっていました。こちらの湯口については加温・消毒済み（硫黄は確認困難、消毒臭あり）なので、残念ながら源泉ではありません。新湯なのか循環なのか不明。露天は外側にＯＦさせていますが、新湯注入率はいか程なのかも不明ですね。槽内のお湯の印象はいずれもほぼ同じ。露天の方からは周囲の自然な景観を見せる感じです。 些かお湯については残念なのですが、四万十川の幸を使ったお料理と、ロケーションを生かした周辺散策の辺りに期待といったところでしょうか。

• 2013/11/06

  きくりん

  四万十川源流の1つである日野地川のほとりに佇む、山里の一軒宿。お盆休み中に、日帰り入浴して来ました。入浴料500円を払い、受付から左手に進むと男女別浴室。ﾘﾆｭｰｱﾙされたばかりなのか、館内はとても綺麗。脱衣場には、無料の鍵付きﾛｯｶｰが並んでいます。かけ湯して、浴室奥に進むと14人ｻｲｽﾞの石造り内湯。無色透明のｱﾙｶﾘ性単純硫黄冷鉱泉(源泉名:松葉川温泉)が満ちています。PH9.0で、肌がﾂﾙﾂﾙする浴感。源泉18.4℃を40℃位に加温。手前には、四万十の湧水を利用した、打たせ湯付き5人ｻｲｽﾞの石造りｼﾞｬｸﾞｼﾞｰ浴槽もあります。こちらも、湯温は40℃位。続いて、ｻｳﾅの前を通り過ぎ、外の露天風呂へ。屋根付きの16人ｻｲｽﾞの石造り浴槽で、目の前には山の緑が広がり、眼下に川のせせらぎが見渡せます。こちらも、湯温40℃位。蝉時雨が、残暑の高知の旅情をかきたてていました。

• 2008/06/28

  白い彗星

  １泊してきました。感想です。 ○ ①自然を満喫できた。道路が途中から狭くなるが、田舎、秘境を連想させる。 ②浴槽の角からチョロチョロ出ているのが源泉だと思うが、硫黄の匂い？がして温泉らしかった。露天風呂もお勧め。 ③夕食　量も多く、仁井田米や子持ち鮎がおいしかった。 × ①ホテルから浴場への移動が分かりづらい。 ②浴場に備付けのボディーソープとシャンプーは最低。 ③接客がイマイチ。都会の一流ホテル並みを望まないが、勉強不足だなと思う点があった。