Echigonagano Onsen Iyashinokakureyu Rankeisou(越後長野温泉　癒しの隠れ湯 嵐溪荘)

評論

• 2016/01/14

  温泉育ち

  燕三条で買い物、食事の後、時間があったので予備知識無しでしたが 行ってみました。 日本秘湯を守る会の提灯がかかっていました。 ナトリウムー塩化物冷鉱泉　 溶存物質　１５４６０mg/kg 加温、循環、消毒あり、とありました。 適温で入りやすく、よく温まるお湯でした。深湯から滝が見えました。 フロントで帰りの近道を教えてくれました。

• 2015/12/26

  TAKE

  新潟市からは三条へとやって来ました。R289を経由して里山風景の見える辺りへと。こちらは秘湯の会のお宿です。未訪問だった秘湯の会のお宿を訪ね歩くというのも、私的な温泉ライフワークの一環なので来てみた次第。本館の緑風館は木造三階建ての入母屋造りでなかなかの趣を見せており、国登録有形文化財になっています。元々は燕駅前にあった廃業旅館の建物で、それを譲り受けて移築したものだとか。鄙びた感じの旅館なのかと思いきや、意外と立寄り客が少なくなかった。この辺では知られたお湯なのか。昼間の会席料理もある様で、この歴史ある建物で食事をするのが目当てのお客なのかも知れません。立寄り料金はレンタルフェイスタオル付きで1000円でした。 さてこちらのお湯はナトリウム-塩化物泉、泉温16.5℃、源泉名は２源泉の混合泉（越後長野温泉、越後長野温泉平成保男井戸）。主な成分はNa:5649mg、Mg:177.5mg、Ca:161.5mg、Fe(Ⅱ):0.9mg、Ba:0.8mg、Sr:0.7mg、Li:0.5mg、NH4:0.4mg、Al:0.2mg/Cl:8045mg、炭酸水素1441:mg、Br:30.4mg、硫酸:16.7mg、CO3:4.3mg、I:3.0mg、チオ硫酸:0.4mg、F:0.2mg/メタケイ:42.1mg、メタホウ:32.0mg。溶存物質（ガス性除く）:15670mg/kg、総硫黄:0.2mg、pH:7.6。 使用状況は加水:なし、加温:あり、循環:あり、消毒:ありの表示。冷泉のため加温に加えて、循環消毒ありとは些か残念です。 お湯の特徴としては冷泉であるが、10gを越える食塩泉で塩気が強め。また泉質名には顕れていないが、重曹成分も1000mgを越えている。 大浴場の内湯は９畳強。湯色は薄暗くてよく判らないが、ほぼ無色透明・微色付きか？という感じ。香りは湯口でほぼ無臭。雰囲気にやや消毒臭。浴感はつる感そこそこ出ている。重曹成分によるものと思われ、ぬるつるの感じ。適温41～42℃。 露天岩風呂は２畳。こちらで見る湯色は透明感ある弱黄色。香りはBrかなという印象。ややぬる40～41℃。景観的には近景の緑を眺める。 山の湯という別館があり、こちらにも離れの浴場がある。 露天風呂は２畳。深さ120～130cmぐらいで立位での入浴となる。湯色はほぼ無色透明の青掛り。香りはほぼなし。残念ながら消毒臭が少し臭い立つ。適温41℃の感じ。 内湯は木造浴槽で３畳。こちらも41℃の具合となっていた。 ロケーションと建物の趣は悪くないと思うのだが、お湯に関しては難しいところですね。

• 2013/07/06

  きくりん

  清流守門川のほとりに佇む、日本秘湯を守る会会員の宿。以前、日帰り入浴しました。駐車場から敷地内を流れる小川沿いに歩いて、建物正面に回り込むと、とても趣ある木造の建物「緑風館」。燕駅前にあった大正末期建築の料亭を移築したもので、国の登録有形文化財に指定されています。この日は、殿方大浴場「真木の湯」を利用。創業者が聖人の夢知らせで堀当てたという「妙の鉱泉」(ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物泉)に浸かり、しばしまったりできました。なかなか温まる、いいお湯です。一度は泊まってみたい宿ですね。