Hotel Suehiro(ホテル末広)

評論

• 2015/10/25

  風呂オヤヂ

  昨今の気違いじみたホテル価格暴騰の中、七千円余りで宿泊できる宿。 一、風呂。広くは無いが黒湯温泉とサウナが、朝、及び午後から夜中まで好きな時間に使える。蒲田独特の真っ黒な湯は疲れを癒す。 ニ、サービス。下着や靴下、ハンカチなどの無料クリーニング、モーニングコーヒー(パンは百円必要)、羽田空港などへの送車、麦茶サービスなど、家庭的雰囲気にしては極めて良好。 三、部屋。確かに旧いが必要なモノは完備されており、テーブルでの作業にも余裕がある。一方、不要な有料放送などは無いから、シンプルで爽やか。 二泊三日で温泉を楽しめたので、主観的には星五としたい。

• 2014/11/21

  きくりん

  JR蒲田駅南口を出てすぐに建つ、温泉付きﾋﾞｼﾞﾈｽﾎﾃﾙ。土曜日に、一泊素泊まりで利用しました。ちなみに、朝はﾓｰﾆﾝｸﾞｺｰﾋｰのｻｰﾋﾞｽ有り。ﾊﾟﾝは100円で、食べ放題となります。昭和27年に旅館を開業するも、温泉導入は昭和30年から。この日は、5階のｼﾝｸﾞﾙﾙｰﾑに宿泊。ﾊﾞｽ、ﾄｲﾚなしです。古いものの、掃除が行き届き、最近のﾋﾞｼﾞﾎより広め。荷ほどきして、1階の大浴場へ。ﾌﾛﾝﾄで、ﾙｰﾑｷｰと引き換えに、脱衣場のﾛｯｶｰｷｰを受け取るｼｽﾃﾑです。ｶﾗﾝが6人分の狭い洗い場。浴室中央に、4人ｻｲｽﾞの石造り内湯があり、黒褐色のﾅﾄﾘｳﾑ-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(源泉名:蒲田黒湯温泉)が満ちています。源泉17.4℃を、42℃位に加温。PH8.4で、肌がﾂﾙﾂﾙする浴感です。加水ありの循環で、微かに塩素臭。朝方混み合うかと思ったら、皆さん出発が早く、ゆっくり朝湯を楽しめました。主な成分: ﾅﾄﾘｳﾑｲｵﾝ806.4mg、塩素ｲｵﾝ291.0mg、炭酸水素ｲｵﾝ1728mg、炭酸ｲｵﾝ32.9mg、ﾒﾀｹｲ酸59.5mg、成分総計3.127g

• 2014/04/02

  TAKE

  東京出張帰りの週末、首都圏近郊のお湯事情を見て回ることにしました。こちらは蒲田駅から至近にあるビジネスホテルです。東京はホテルの相場が高いですねえ。しかも温泉付となると限られます。都内にあるドーミーイン系のホテルではシティーホテル並みの料金ですね。こちらはその中ではお安い方だといえるのではないでしょうか。朝食はパンとコーヒーのみですが、無料サービスとなっています。設備的には古い感じですね。しかしながらWi-Fiを有線LANに変換したものが部屋に備え付けられており、インターネットも使うことが出来ました。 さてこちらのお湯はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉、泉温17.4℃、微モール臭、透明感のある黒色で透明度は5cm。源泉名は蒲田黒湯温泉。 主な特徴を表す成分としてNa:806.4mg、Mg:9.3mg、Ca:7.5mg、Fe(Ⅱ・Ⅲ):1.1mg／炭酸水素:1728mg、Cl:291.0mg、CO3:32.9mg／メタケイ:59.5mg・腐植質（有機物）:147mgといった辺り。 使用状況表示は加水：温泉供給量の不足を補うため、加温：あり、循環ろ過：あり、消毒：塩素消毒ありとなってます。 内湯のみで３畳サイズほどのこじんまりした浴槽で、槽内は適温41℃付近でした。湯口からちょろちょろと非加熱源泉が注がれていますね。非加熱源泉に出会えたのは意外でした。しかし槽内で加温循環されているものが主になっている様です。新湯注入率は低そうな感じです。湧出量が限られているのもあるかと思いますが、汲み上げ量の制限の事情でしょうか。地下100mからとのこと。神奈川～千葉の湾岸沿い一帯の関東モール系に属します。非加熱源泉の時点で既に薄墨色をしており、槽内のものはエージングが進んでいるためか、ほぼ真っ黒な状態で透明度が5cmしかありません。塩素臭は関知しますが、幸い酷いという感じではなく、使うには支障のない範囲内かと。因みに以前の方も書かれている通り、こちらでは日帰り入浴も可能ですが、料金設定がどうかな…。宿泊向けだと思います。