Hokutousekitotennen Onsen Choujunoyu(北投石と天然温泉 長寿の湯)

評論

• 2015/11/17

  TAKE

  秋田県内に戻り、当日の宿に向かう途中で大館市・比内町の辺りを通り掛かりました。この辺は比内鶏で有名で、道沿いにはその鶏舎と思われる建物を見掛けます。こちらはもう少し進んで北秋田市内に入った山間部、R285沿いにある日帰り施設です。北投石を使った浴場というのがウリの様です。利用料金は500円でした。 さてこちらのお湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉、泉温45.5℃、源泉名は長寿温泉。主な成分はNa:285.1mg、Ca:243.0mg、Mg:5.2mg、Sr:1.8mg、Fe(Ⅱ・Ⅲ):0.4mg、Li:0.2mg、NH4:0.1mg/硫酸:842.2mg、Cl:219.0mg、炭酸水素:91.2mg、F:2.7mg/メタケイ:61.1mg。溶存物質（ガス性除く）:1757mg/kg、pH:7.7。 使用状況は加水:なし、加温:なし、循環ろ過:なし、消毒:なしの「源泉掛流し」表示。但し浴場設備の状況を見て若干疑問を感じた。 お湯の特徴としてはほぼ泉質名通り、芒硝・石膏が主で若干の含食塩といった感じだ。食塩泉としての特徴はあまり強くはない。 内湯は２槽あり。 主槽/北投石の石造りで、縁取りは黒御影・腰掛部分は赤御影。16畳サイズ。一部にバイブラ付加あり。湯色は透明感ある微黄・微濁り。適温41℃。 小槽/タイル張り浴槽で寝湯３人分。本来はジェットバス仕様であるが、ジェットは止まっている。ジェットを付加すると循環となってしまうためだろうか。主槽と小槽は槽内でつながっている。どうも私はアイテム系を好まないので、内湯は様子を確認するのみで、あまり積極的には使わなかった。 露天は岩風呂でこちらにも北投石が使われている。８畳サイズ。こちらは完全放流となっています。湯色は緑黄色濁りで透明度は高い。香りは雰囲気に微硫黄かな？という感じで弱金気。浴感はややつる。槽内に微細な泡が舞っており、若干泡付きする感あり。適温41℃の具合でした。屋根付きの半露天で、目隠しも少し高過ぎな感じ。裏手の山並みが見える感じなのだが、残念ながら入ったままではよく見えなかった。

• 2006/05/09

  ちぇるしい

  ぱっと見、そんな派手ではありません。 むしろ静けさがここちいいくらいです。 施設もきれいで清潔感があふれてます。 露天が掛け流しの湯で、あふれてきてました。 ゆっくりつかってると、汗がじわっとでてきました。 ゆっくりつかって、湯上りごろっとしてたいイイお湯でした。

• 2006/04/20

  にらまる

  津軽＆北秋田を旅した際の締めに利用させてもらったことがあります。大館能代空港から車で１０分程という立地が個人的には先ず気に入りました。利用者にとっては搭乗前に旅の疲れを癒すには当に打って付けのロケーションだと思います。大館能代空港のフライト数が僅かなことはこの場では目をつぶることにします(苦笑)。 日帰りスパというよりは地元に根付いた入浴施設といった様相の施設ではあり、利用者の殆どは地元の方々といった印象を訪れた時には感じましたが、浴場を中心に比較的綺麗で、お風呂の種類も多く、無料施錠式のロッカーもあり、これで５００円(休日価格)は納得できると感じました。 そして、特筆すべきはお湯。如何にもナトリウム系と思わせる薄緑で濁ったお湯がとても身体に効きます。湯上がり後のポカポカ感＆肌のツルスベ感はかなり長いこと持続されていました。何でも北投石はお湯の湧出口内にあるらしく、この効果が北投石に起因するものなのかどうかは分かりませんでしたが、いずれにせよ素晴らしいお湯だったと思います。 また、露天風呂は開放感溢れ、お湯の色と差し込む夕陽が相まって、思わず「オー！」っという言葉が口をついてしまいました(笑)。 サウナや休憩所もあり、こんな施設が家の近くにあったら毎週通うのにな…と思わざるを得ない素敵な温泉でした。