Kakurean Hidaji(隠庵ひだ路)

評論

• 2016/01/17

  TAKE

  こちらは福地温泉上の入口側に立地するお宿。施設登録がなかったのが意外で、今回新規登録しました。比較的新しく出来たのか、宿泊利用者の投稿がなかったのでしょうか。やっぱり、モダンな和風民芸調で体裁整った感じとなっている。館内に入るとロビーには囲炉裏があって、毛皮の敷物があるのは奥飛騨の宿ならお約束みたいなものですが。浴場に向かう途中にあった、談話室もなかなかお洒落でディテールにも凝った感じの装飾でした。館内の柱・梁や床はダークブラウンで統一された落ち着いた感じ。だけど歴史を重ねてきたお宿の重厚感とはちと異なる感じがしました。やはり新しい感じのお宿なのでしょうか。なお備付けのパンフレットを貰って来たが、各部屋にも風呂付の模様ですね。アッパーグレードな感じです。中高年層の大人向けの様だが、女子受けもしそうだと思った。平日料金でも一泊20,000円/人以上するらしい。なお立寄りは露天のみとなります。湯巡り札４枚=400円相当での利用です。こちらにて湯巡り手形３冊はぴったり使い切り。なお余った場合でも、翌日の朝市や昔話の里にて金券として使えます。 さてこちらのお湯はお湯は単純温泉、泉温65.7℃、源泉名は三井金属1号泉、観音泉、天祐温泉及び湧水の混合泉。こちらは共同源泉のため以下詳細は省略。 使用状況は加水:あり、加温:あり、循環ろ過:なし、消毒:なしの表示。高温泉なので加水による温度調整をする場合があるのは判らないでもないが、加温ありとは不思議だった。しかし、循環消毒は行っていないとありました。 露天は男女入替え制と思われるが、訪問時は男湯が岩風呂、女湯が檜風呂となっていた。 この露天は石造り浴槽で５畳。湯色はほぼ無色透明。微色付きなのか？…夜間のライトアップでは正確に判らず。香りは雰囲気に仄か。湯口では塩化物系の印象。浴感的にはややつる感。適温41～42℃の具合となっていた。夜の訪問にて景観はよく判らない。近景に木立が見える。滝の様な音が聴こえるので、傍らを流れる高原川の方を向いているらしい。