Rausu Onsen Kumanoyu(羅臼温泉 熊の湯)

評論

• 2015/09/25

  TAKE

  知床半島を横断するR334にて羅臼方面へとやって来ました。こちらは羅臼町の愛好会有志によって運営されている野天湯です。北岸側からのアクセスだと、羅臼ビジターセンター手前で並走する川の対岸に湯煙が上がるのが見えて来ます。 さてこちらのお湯は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉、泉温77.4℃、源泉名は羅臼温泉（４号井・５号井の混合）。主な成分はNa:548.8mg、Ca:10.2mg、Mg:1.6mg、NH4:0.3mg、Fe(Ⅱ):0.5mg、Al:0.1mg/Cl:634.2mg、炭酸水素:286.1mg、硫酸:133.3mg、HS:5.9mg、チオ硫酸:2.8mg、CO3:0.4mg、F:0.2mg、HPO4:0.1mg/メタケイ:199.0mg/H2S:3.4mg。溶存物質（ガス性除く）:1852mg/kg、総硫黄:10.5mg、pH:7.3。 使用状況表示はありません。保健所の確認済み銀ステッカーはあったが、該当項目の詳細は不明。状況的に見て完全放流だが、泉温がかなり高いので加水のみありとなっている様です。 お湯の特徴としては含食塩の硫黄泉。 露天は８畳サイズ。湯色は白濁の緑掛りで透明度は50cm。香りは雰囲気にも感じる硫黄。加水されている側でもあつ湯44～45℃以上の具合。湯口側は相当な高温になっています。 連休中ということもあって、観光客と思われる来湯者は数名以上の状況でした。すぐ傍らを流れる川と周囲の緑を眺める感じで暫し過ごします。

• 2012/09/25

  はっち

  朝早く着き過ぎたので 近くのキャンプ場の泊り人と地元の方々で 浴槽の湯の入れ替え中でした お湯が張れるまで 手伝いして 入ってきました 野天の風呂も 彼等みたいな人達の お蔭で守られ みんなから親しまれる お湯として成り立っていると思います。

• 2012/08/30

  きくりん

  宿風呂派の私でも、一度は訪れたいと思っていた野湯。今回、平日の午後に初めて行ってみました。知床横断道路を車で走り、羅臼温泉野営場の看板の向かい側。秘湯なのに、ﾅﾋﾞに表示されたので、ちょっとﾋﾞｯｸﾘしました。渓谷に架かる鉄橋「いでゆ橋」を渡って、左手に下りていくと、立派な湯小屋。熊笹をかき分けて辿り着くような秘湯と、勝手にｲﾒｰｼﾞしていたので、すんなり着けてほっとしました。思いの外きれいなのは、毎朝「熊の湯愛好会」の方々が、清掃して頂いているからなのだとか。10人ｻｲｽﾞの石組み浴槽には、青白色の含硫黄-ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物温泉が満ちています。PH7.3ながらも、ﾂﾙﾂﾙする浴感。湯温は44℃位の熱めですが、硫黄の香りといい、ﾛｹｰｼｮﾝといい流石です。雨が降っていたせいか、この日は意外に空いてて、おかげで満喫できました。