Chouseitou(長生湯)

評論

• 2015/05/05

  organic

  長湯温泉街の川沿いにある共同湯で、建物は比較的最近立て直されたのか立派で綺麗でした。入場のゲートがユニークで、一人ずつ柵の中に入り200円を投入するとゲートが回る仕組みです。脱衣所も共同湯としては広く、浴室内は総檜造りで三角形の窓等和モダンのしゃれたデザインです。10人程度が入浴可能な檜浴槽にはやや温めの源泉が大量に掛け流されていました。黄土色の濁り湯からは強烈な金気臭が感じられ、とても心地良いものでした。源泉温度は42℃で、マグネシウムと炭酸ガスを大量に含んだ源泉はいかにも長湯温泉を象徴するものでした。

• 2014/11/09

  TAKE

  こちらは芹川沿いの大丸旅館の近く。町営の無人共同湯です。利用料は200円。入口は黒川温泉の共同湯で見たものに類似するシステムで、料金を入れると回転扉＆自動ドアが開くというシロモノでした。現在の建物はリニューアルされてから、さほど年月は経たないと見えます。古い長生湯の写真を旅館かどこかで見た覚えがありますが。 さてこちらのお湯はマグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、泉温42.5℃、金気臭、黄褐色の濁り、源泉名は長生湯。 主な特徴を表す成分はNa:369.5mg、Mg:260.0mg、Ca:193.4mg、Fe(Ⅱ):2.4mg、Li:1.1mg／炭酸水素:2141.8mg、硫酸:315.4mg、Cl:158.2mg／メタケイ:213.2mg／遊離炭酸:757.9mg。 使用状況は加水：なし、加温：なし、循環：なし、消毒：なしの源泉掛流し表示です。 お湯の特徴としては溶存物質（ガス性を除く）で3734mg/kg。そのうち過半数は炭酸水素です。含二酸化炭素泉とはならないが、こちらも遊離炭酸が高いです。お湯に関しては、ほぼ前湯の御前湯の高温泉に類似する印象です。 建物の中に入ると、外観とは異なり木造湯屋の様な雰囲気。床と浴槽はコンクリート造りでシンプルな感じです。浴槽は５畳サイズで、槽内は適温41℃といった具合。やっぱり、こちらも湯温が40℃以上あるため、特に泡付きは見られませんでした。しかしお湯は悪くないです。 なお、川向かいにある天満湯の様子も覗いてみたのですが、休館日でもないのに何故かシャッターが降りていました。

• 2014/01/07

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】42.5℃ 【成分総計と泉質】4,492g マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉 【色】泥濁り 【におい】鉄・炭酸 【味】鉄炭酸 【浴感】なめらか 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】料金を入れるとバーのロックが解除されて中に入れるという共同浴場で、内部はキレイでしっかり管理されているんだなぁという印象を受ける。６人くらいの槽が一つあり、泥濁りの炭酸水素塩泉が掛け流しで満たされている。遊離二酸化炭素は757,9mgで、入浴すると体がじんわりと温まるような二酸化炭素浴感を感じることができ、炭酸抜けてないんだなぁと実感。飲んでみると、炭酸味や鉄の甘い感じともや～っとする感じがあり、不味いと言えば不味いですが思ったよりも強烈ではなくて、体に効きそうでゴクッと飲んでしまいました。炭酸水素塩泉なので、肌を滑るなめらか感もあります。（メタケイ酸も213,2mg)