Hanesawa Onsen Kousyuuyokujou(羽根沢温泉公衆浴場)

評論

• 2014/09/12

  TAKE

  肘折温泉から北に向かい、鮭川村・羽根沢温泉にやって来ました。あまり知る人も少ない様な鄙びた温泉地ですね。こちらはそこにある素朴な無人共同湯です。利用者はほぼ地元の方のみであろうかという感じです。利用料金は大人200円となっていました。入口の暖簾をくぐるとセンサーが感知して、料金をちゃんと払っているのか監視するシステムとは変わっていますね。 さてこちらのお湯は含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、泉温45.2℃、鉱物油的芳香臭＋微硫黄、ほぼ無色透明で灰色の湯の花あり、源泉名は羽根沢源泉。 主な特徴を表す成分はNa:1178mg、Ca:6.4mg、Mg:0.9mg／炭酸水素:1402mg、Cl:930.7mg、CO3:29.9mg、Br:3.6mg、F:3.4mg、硫酸:2.1mg、HS:1.8mg、チオ硫酸:1.0mg／メタケイ:35.3mg、メタホウ:22.2mg。 使用状況は加水：なし、加温：なし、循環ろ過：なし、消毒：塩素・オゾン・紫外線・銀銅イオン・光触媒等を使用の表示となっています。 お湯の特徴としてはナトリウム塩系の硫黄泉ですが、炭酸水素に恵まれています。それと鉱物油的芳香臭が立っている処が個性的なポイントでしょうか。大正期に石油試掘の折に湧き出した温泉とのこと。道理でという感じでした。新津や月岡と同様の由来なのですね。湧出当時はしばらく油混じりのお湯だったのだとか。現在では含まれていない様ですが、微量には存在している感じです。 掛流しではあるが、消毒ありの表示が見え、些か残念です。まあしかし、塩素消毒を控えるためか複合的な方式を採用しています。消毒臭は特に気にならず、独特な芳香臭の方が勝っています。 内湯のみで1.5畳サイズ、あつ湯43℃となっていました。浴感的にはぬるつる感が顕著ですね。

• 2014/01/25

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】47.2℃ 【成分総計と泉質】3848mg ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉 【色】ほぼ透明 【におい】微あぶら・硫黄 【味】塩・重曹 【浴感】ヌルつる 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】羽根沢共同駐車場の川沿いに隠れるように位置する無人共同湯で、地元の方が二人入浴していました。共同浴場なので４人くらいの内湯が一つあるだけで湯温は４３℃ほどの熱め湯。ほぼ透明の湯からは微あぶら臭と1,9mgのHSがほのかに香り、何と言ってもヌルヌルとした浴感が特徴的だ。炭酸水素ナトリウムと31,1mgのCO3がヌルヌルの主な原因と思われ、塩と重曹が混じったような複雑な味もあります。羽根沢は湯が良いという情報をキャッチしてからずっと行きたいと思っていましたが、想像以上の名湯で驚きました。お盆にも関わらず駐車場には私の車以外とまっておらず温泉街も閑散としていたのだが、かなりもったいないと思います。知る人ぞ知る羽根沢から、誰もが知る羽根沢へ・・一人の温泉好きとして羽根沢の繁栄を願います。

• 2012/11/23

  ひろ

  熱かったけど 入ったらぬるぬるで気持ち良い