Ishidannosatosamatanoyu(石段の郷 佐俣の湯)

評論

• 2016/01/02

  TAKE

  熊本・美里町にやって来ました。こちらは熊本市から南南東方向に30kmといった辺り。ロケーション的には自然に恵まれた感じです。ここも九州温泉道認定施設ということで来てみた次第。道の駅に併設された温泉施設ですね。いかにも地元公共系といった印象です。駐車場も広く、来湯者も多そうです。利用料金は500円でした。 さてこちらのお湯はアルカリ性単純温泉、泉温35.3℃、源泉名は美里の湯。主な成分はNa:92.8mg、Ca:2.4mg、NH4:0.1mg/Cl:92.2mg、CO3:32.8mg、F:8.1mg、硫酸:3.6mg、チオ硫酸:0.7mg、OH:0.5mg、Br:0.1mg/メタケイ:40.2mg、メタホウ:31.0mg。溶存物質（ガス性除く）:310mg/kg、総硫黄:0.4mg、pH:9.4。 使用状況は加水:なし、加温:あり、循環ろ過:なし、消毒:光触媒＋次亜塩素消毒ありの表示。 お湯の特徴としては食塩系の単純温泉。pHが高めでCO3も見え、つる感のありそうな印象です。泉温がやや低めのため、加温を要します。これに伴って消毒が付加されているのが些か残念です。 内湯は主槽が３つのエリアに分かれている。気泡風呂が４畳半、通常温浴槽が３畳、深湯が３畳。深湯は115cm、通常は60cm。通常浴槽の奥側には電気風呂といった構成。よくある公営のスパ泉風施設といった感じだ。 湯色はほぼ無色透明。香りは湯口でほぼ無臭。槽内では弱消毒臭。バイブラ付近には雰囲気に消毒臭が漂い、正直なところ私はこういうのを好まない。残念な感じがする。浴感はつる感かなり出ている。適温41℃。 なお掛け湯にも温泉使用。小槽は水風呂なので略。 露天岩風呂は３槽あり。 奥は８畳半。ここに湯口がある。湯色はほぼ無色透明で白い湯の花あり。香りは特になし。消毒臭は普通程度。適温42℃。 中は５畳半でぬる40℃。 手前は３畳で適温41℃。こちらには落差70cmくらいの打たせ湯？が２本あり。 周囲は一辺のみ開放され、生垣の向こうに自然林を眺める感じとなっていました。 まあ、確かに掛流しではあるし、浴感的にも特徴はあるのですが。消毒の存在が気になってしまいます。公営の大型施設なれば仕方ないところなのでしょうか。

• 2014/02/06

  西播のﾎｰﾘｰ

  平日の夕刻、 老夫婦が続々と。 通りすがり、 ちと苦手かも、 思い切ってイン！ おう！ いんじゃない！ でした(笑)。

• 2013/03/07

  温泉よりみち

  日本一長い石段、が売りの自然豊かな町にあります。 施設名はその石段に因んだもののようです。 駐車場も広く、物産館（17時で閉館）も併設の小奇麗な建物。 平日の昼間から高齢者を中心に中々の賑わいです。 500円を支払いさて入浴。 サウナや深めの座り湯、露天風呂と有り、ほんのり硫黄臭がします。 内湯は半循環式、という事で竹筒の湯口からお湯が掛け流されている露天風呂へ。 39度程度とやや温め、硫黄臭のするヌルスベなお湯。 のんびり寝そべって入浴には最適な環境でした。 実は近くにある元湯・佐俣の湯（現在未登録）の方が、 よりはっきりと硫黄臭･ヌルスベ感を感じられるお湯です。 が、こちらは歩行浴槽（25℃程度）以外の浴槽、特に露天風呂が小さめ。 という訳で両方入り比べるの良いかもしれません。