Shikibidani Onsen(四季美谷温泉)

評論

• 2014/07/14

  TAKE

  前湯の月ヶ谷温泉から県道16号を山越えしてこちらに来ました。月ヶ谷の集落を通り過ぎると、全く民家のない山の中を走ります。普通に来るなら国道経由で来る方が楽なのでしょう。こちらも地元公営の宿の様ですね。山中にあるため、ロケーションもなかなか悪くありません。 到着時、ほぼ昼時になってたので、まずは食事をしました。公営の宿だけあって、お値段はそこそこ感です。地産のアマゴを使った定食もありますが、鹿肉を使ったジビエ料理を昨年秋から始めた様です。なお牡丹鍋もあり興味をそそる処です。私は鹿肉の陶板焼きセットにしてみました。鹿肉の陶板焼きに鹿肉の入ったマタギ汁が付きます。肉の臭みは特になく、歯応えのある食感で物珍しい感じがしました。旨いと思うのかどうかは好みが分かれるところかと思います。 さて肝心の温泉についてですが。 こちらのお湯はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉、泉温17.0℃、ほぼ無臭（微硫黄）、無色透明。源泉名は四季美谷温泉。 主な特徴を表す成分はNa:84.0mg、Ca:4.4mg／炭酸水素:146.7mg、硫酸:38.1mg、HS:16.3mg、F:4.1mg、Cl:3.9mg／メタケイ:28.3mg、メタホウ:16.5mgといった辺り。 使用状況は加水：なし、加温：あり、循環ろ過：あり、消毒：塩素消毒ありの表示です。 お湯の特徴としては単純硫黄冷鉱泉ということで、硫化水素16.3mgありという処が目に付きます。 浴場は内湯のみで、扇型の主槽は８畳サイズ弱。両端にはバイブラとジェットが付加されています。槽内は適温41℃付近といった感じ。湯口で微硫黄を感じるぐらいですが、槽内のものは消毒臭は気にならないものの、硫黄も感じられず。残念ながら上記使用状況のため硫黄泉というには？という感じでした。浴場の雰囲気には硫黄臭というより、消毒交じりのためなのか、微妙な感じの臭いがします。炭酸水素塩が若干含まれているためか、つる感はありました。 なお、直径1.8mほどの小槽がありますが、こちらは白湯かと思われました。 扇型の主槽の窓際から外の景色を眺める感じです。目隠しも立っているため、眺めはもう一つといった感じでしょうか。 その外側には露天はなく、涼むためのベランダにベンチが置かれていました。

• 2013/10/16

  よしはる

  温泉としては小さめで、浴槽がひとつぐらいしかなく、景色は見えますが露天もありません サウナも温度が低くてダメでした ただし、泉質は濃くてお薦めです 併設のレストランは意外と小綺麗で、名物(？)の鹿肉のステーキなどは臭みがあまり無く良かったです 徳島市内からの行き方は３通りありますが、一番南のルート(鷲敷～長安口ﾀﾞﾑ)が道が広くてお薦めです 後は、とんでもない細い山道を行くことになります

• 2013/09/17

  きくりん

  江戸時代の文献にも登場する、長い歴史を持つ阿波の名湯。清流那賀川と森に囲まれた、昭和58年開業の秘境の一軒宿。4年程前に、日帰り入浴しました。ｺﾝｸﾘｰﾄ打ちっぱなしのﾓﾀﾞﾝな浴室。無色透明の単純硫黄泉は、幅広い効能があるとされる。かなり山奥なので行くだけでも大変ですが、四季折々の自然に囲まれて、また湯浴みしてみたい。