Shinwaen(親和苑)

評論

• 2014/01/21

  TAKE

  内牧温泉散策の２湯目です。阿蘇温泉病院の裏手になる秘湯の会のお宿です。 阿蘇市郊外の田園地帯ですが、市街地な雰囲気もする微妙なロケーション。 お宿の雰囲気は体裁整った感じの旅館です。日帰り入浴は露天のみ。内湯は確認していません。 露天は宿の玄関から表に出て左手方向の奥です。 さてこちらのお湯はナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩泉、泉温　約41℃、ほぼ無臭、ほぼ無色透明（夜間で照明が暗いため正確な色は不明）。源泉名は内牧温泉（親和苑）。 主な特徴を表す成分としてNa:254.7mg、Mg:77.8mg、Ca:96.3mg／硫酸:801.1mg、Cl:144.2mg、炭酸水素:221.1mg／メタケイ:149.5mgといった辺り。 使用状況表示は加水：なし、加温：冬季の露天のみあり、掛け流し、消毒：あり（次亜塩素）の表示となってます。 こちらは秘湯のお宿と聞いての訪問になります。もしそうでなれば、立ち寄っている可能性は少ないと思います。また今回、内牧温泉に宿泊地を決めたのもたまたまのご縁でした。 しかし秘湯のお宿というと、お客が求めるパフォーマンスは相当にハイレベルなものかなと思います。 お湯は勿論のこと、私の場合でも周囲の景観を含めたロケーションや、お宿の佇まい・趣などは重要ポイントになります。 従って秘湯のお宿として見た評点としては、申し訳ないがこのぐらいかな。という感じです。 雑木林を利用した玄関～露天周りの空間創りや、黒川温泉でも見た様な囲炉裏小屋など、工夫はされている感じですが、ロケーションについては致し方ないところですね。 正直なところ、秘湯というには少し趣が違うかな。との印象です。まあしかし、お宿の雰囲気としては悪いものではありません。 今回は夜間の訪問で、当日は天候も悪く、阿蘇五岳の景観も見れればまたもう少し印象は違ったのかも知れませんね。 日帰り入浴は7～22時ということで、町湯並みに長い利用時間は異例です。内牧のお湯を知って貰いたいとのことでしょうか。 なお、こちらお宿では郷土料理をベースにした創作和会席など料理自慢とのこと。大女将が作る漬物もその一品だとか。そちらはちと興味のある処です。またご縁があればという事で。 露天に行く途中で、大根が沢山干してあるのを見ました。昔は農村でなくても田舎ではよく見掛ける風景ですが、そういえば最近はあまり見てないかなと思いました。

• 2012/07/16

  温泉好き大学生

  日本秘湯を守る会のホームページでは約１ヶ月の予定で営業休止とありました。