Midori Chiiki Kyuuyou Shisetsu Midori No Yu(緑地域休養施設緑の湯)

評論

• 2015/09/26

  TAKE

  知床から斜里方面にやって来ました。こちらは清里町の公営施設になる様です。施設の風貌はご覧の通り、至って普通の地元公共施設といった感じで、割と新しめな感じですね。 さてこちらのお湯はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、泉温44.3℃、源泉名は清里町４号井（緑の湯）。主な成分はNa:555.6mg、Ca:46.5mg、Mg:3.0mg、NH4:0.2mg、Fe(Ⅱ):0.1mg/Cl:690.5mg、硫酸:289.2mg、炭酸水素:40.3mg、CO3:19.2mg、F:8.2mg、HS:0.4mg、OH:0.1mg、HPO4:0.1mg/メタケイ:107.1mg、メタホウ:29.6mg。溶存物質（ガス性除く）:1815mg/kg、総硫黄:0.4mg、pH:8.8。 使用状況は消毒:ありの表示です。完全放流と見えますが、残念ながら消毒ありとのこと。この表示を見たのは久々で、函館の公衆浴場以来かな。いや、そちらは消毒表示が明確でなく、状況的に明らかだったと判断したので、明確な表示としてはこちらが初かな。北海道では都市部を除き、☆４以上の施設を巡ればほぼハズレることがありませんので…あれ？っと思いました。公共系のためなのか。また冷却との表示も見たが、温度調整のため加水する場合もあるのかな？…泉温からすると、あまり必要なさそうな感じもしますが。まあ、ちょっと惜しい感じですが。循環ではないため、そう悪くはありません。完全放流となっているためか特に消毒臭は気になりませんでした。 お湯の特徴としては含食塩の芒硝系でpH高め、CO3も見えつる感のありそうな感じ。 内湯はタイル張り・縁取り御影の２槽あり。 主槽は７畳サイズ強。 湯色は透明感ある微黄色。香りは仄かで微塩化物系なのかなあ？と思ったぐらい。分析値をよく見るとHSも若干あった様だが、特には気が付かなかった。浴感的にはつる感そこそこ出てます。適温41℃の感じ。 小槽は３畳サイズ弱。こちらはあつ湯43℃。 露天は岩風呂風で５畳サイズ弱。こちらはぬる湯40℃の具合。集落の中にあるため、目隠しで周囲の景観は特になし。若干の緑が見える感じとなっていました。

• 2015/03/10

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】 【成分総計と泉質】ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉 【色】かすかな黄 【におい】モール 【味】塩っ気 【浴感】なめらか 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】ガランとしていてにぎやかな感じではなかったが、逆にゆっくり入浴できるということでもある。浴室は比較的シンプルで、内湯（適温と高温）と露天（不感温度）である。非常に心地よいのは露天風呂で、不感温度だからずーっと入浴できる。しかも温泉の個性もしっかり感知できて、微モール臭・なめらか感・塩っ気といったところ。やや感動的だったのは、温泉臭が地元の尾張温泉のにおいに似ていたことで郷愁せざるを得なかった。前述した通り人があまり居なかったので、静かな環境の中で不感温度入浴を堪能できた。温まろうと内湯に行き、湯の個性は基本的に変わりませんが露天の方が強かったと思います。詳細な分析書は見つかりませんでしたが、とりあえず泉質はナトリウムー塩化物・硫酸塩泉とのことです。 　　

• 2011/08/28

  幽

  緑の日に緑の湯に浸かりました。(お湯は緑じゃありません、無色透明です。) 露天風呂もありいいお湯ですが、駅前という立地なので開放感溢れる露天風呂…と謂う作りではありません。北海道によくある半民半官的な施設です。 個人的にお湯温度が高いので長湯出来ませんでした。