Kanose Onsen Tsuewasurenoyu Akayu(かのせ温泉 杖忘れの湯 赤湯)

评论

• 2014/10/24

  TAKE

  磐越道を福島方面へ、津川ICにて降り、阿賀野川沿いから山手の方に上がっていく感じです。一見、山小屋風の建物ですが、こちらは阿賀町（合併前は旧鹿瀬町）の日帰り施設とのこと。利用料金は300円でした。 さてこちらのお湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉、泉温59.5℃、金気臭、茶濁、源泉名は鹿瀬温泉１号。 主な特徴を表す成分はNa:738.4mg、Ca:311.6mg、Mg:33.4mg、Sr:4.4mg、Fe(Ⅱ):3.3mg、Li:1.2mg／硫酸:1505mg、炭酸水素:576.3mg、Cl:341.9mg、F:2.8mg、Br:1.3mg／メタケイ:25.4mg。 使用状況は加水：なし、加温：なし、循環ろ過：なし、消毒：あり（源泉タンクに塩素薬剤投入）の表示です。 お湯の特徴としては芒硝・石膏系で溶存物質（ガス性除く）が3583mg/kg、そのうち硫酸が1500mgも含まれています。茶濁したお湯を見ると、一見よくある化石海水由来なのかと思ってしまいますが、意外にも硫酸塩系の成分が主なのですね。硫酸塩泉というと通常は無色透明のお湯が多いのですが、こちらでは化石海水由来と思われる塩化物が２割程度混ざった感じかと思われます。炭酸水素も500mgオーバーしていますね。浴感的には割と淡白な感じの硫酸塩泉よりも特色が出て来そうな感じです。 公営施設のためなのか、純粋な源泉掛流しではなく、消毒ありの表示が見える処が些か残念です。しかしながら、個性の強いお湯でもあり消毒臭は特に感知しません。 浴場の入口側にすぐあるのが超あつ湯となっており、48℃超と思われ、入るのはかなり困難です。 その隣にあるあつ湯が44～45℃。茶濁の透明度は60cmという具合。 その奥にあるぬる湯は木の浴槽で５畳サイズ、槽内は適温41℃となっており、こちらの方が過ごし易くなっています。 指先に感じる粘り感もあり、化石海水的な特色も見られる感じもします。木の浴槽も床も茶色に変色し、析出物の付着も見受けられますが。純粋な強塩・化石海水に比較すると、あまり多くはない感じがしました。

• 2014/09/29

  ｼｽﾚｰ

  茶褐色の、いいお湯です。 しかし、とにかく熱い。 内湯には仕切りがあるが、足下は仕切られていない。 温泉の注ぎ口側の湯船には、片足をつけたがあまりの熱さにすぐ足を外へ出した。しかし、しばらくの間は足に痛みを覚えるほどで、注ぎ口から遠い湯船しか浸かることができなかった。 こちらは水でうめても良いらしく、体感で44～45度位。それでも熱がるご婦人が多い。 蚊帳が窓に張られたような半露天風？の湯船は、内湯に比べてぬるいことが前提らしく、山を眺めたり吹き込む風にあたることができることもあり、人が多かった。 冬場は湯温が下がるため、熱湯好きな人は、意外と熱い方の内湯に入れるとか。 湯上がりするんするんの肌に納得の熱湯です。

• 2014/05/27

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】59.5℃ 【成分総計と泉質】3714mg ナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉 【色】茶泥 【におい】鉄系 【味】微硬水 【浴感】なめらか 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】３００円で入浴できまして、休憩所はもちろん食事処もありますので便利。お腹が空いたのでかつ丼か何かを食べましたが、とにかく米が美味しかったという記憶があります。浴室は地元の方でごった返しており、会話が飛び交います。内湯の大きい槽は入浴不可能な温度になっており、知らずにザバッとかけ湯をした途端全身に刺激が走りました。それで内湯の小さい方に入ろうとしますが、こちらも４４℃くらいはあるのではないかという温度でした。露天もあるので行ってみると、こちらは４２℃くらいだったので何とか普通に入浴できますし、虫除けの網が張ってあるのでアブなどの侵入はほとんどないと思います。湯は「赤湯」ということで、鉄分の影響で濁っています。鉄とかすかに塩素っぽいにおいがありまして、味は微硬水っぽい感じ。塩素はタンクに定期的に入れるとのことです。湯上りは爽快で、刺激的な硫酸塩泉っぽい浴後。