Nomishi Furusatokouryuukensyuu Center Sarai(能美市ふるさと交流研修センター　さらい)

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• 2014/01/02

  TAKE

  こちらはお泊り処として利用しました。金沢の宿をネット検索したが、当日は生憎予約が埋まっており、私は近隣の能美市に宿を見つけました。この週末には各所で観光イベントが催されていた様で、観光客も多かったのかな？ 当日のＴＶニュースを見てると、石川県内ではカニや能登ガキが振る舞われていたとか。 さてこちらは能美市の公共施設。研修・会合用施設で宿泊棟も備えてます。 郊外の田んぼの中にある様な感じ。浴場は宿泊者用で日帰り入浴はない模様。 さてこちらのお湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉、泉温　約50℃、ほぼ無臭、無色透明。源泉名は寺井温泉（2号源泉）。 主な特徴を表す成分としてNa:359.8mg、Ca:94.3mg／硫酸:596.0mg、Cl:245.7mg、炭酸水素:49.3mg／メタケイ:62.5mgといった辺り。 使用状況表示は見当たらず不明。状況的に見て循環ろ過：あり、塩素消毒：ありと推測されるが、消毒は気にならない。湯口は上にあるが、循環出入口が槽内にあり。近隣地域の使用形態を鑑みると、循環併用掛け流しなのかも。 槽内はやや高めで42強～43℃付近。宿泊者限定のため、コンディションは悪くない。 浴場は広めの内湯1槽のみ。露天がないのは残念。 周囲は田園風景と離れた処に民家があり、景観的には特になしですが。九谷焼で作ったタイル壁画があり、目を惹きます。 温泉はともかく、宿泊施設としての設備的には良いです。 さすがに地元公共系で金掛けたなあ～という感じ。利用料金はビジホ並みだが宿泊部屋は広めで綺麗。設備的にはシティホテル級かも。 洗面台の手水鉢が地元工芸の九谷焼で作者銘入りとは。ウオシュレットも最新式で、自動で蓋が空き音楽まで流れる代物だった。インターネットＬＡＮも完備。 宿泊部屋前には中庭の芝生を眺めながら寛げる広いパブリックスペースもあり。 研修棟をちょっと覗いてみまたが、こちらの共用トイレにも同じ様に手水鉢がずらりと並ぶ。 通路にも大鉢が並んで展示されている。朝食に出てきたお皿もやはり全て九谷焼だった。 ちょっと残念なのが、食事処は朝・昼のみで夕食の提供がないこと。 食事をしてからチェックインか、後で出掛けるかという感じ。しかし、近隣の食事処までは数百ｍ離れてます。民間施設であれば夕食も出来る様に食事処を充実するのかな。 穴場的ですが、ちょっと惜しいなという感じ。宿泊設備面で評価しました。