Sagarahanganjouji Onsen(相良藩 願成寺温泉)

评论

• 2015/03/21

  TAKE

  人吉の２湯目はこちら。人吉からくま川鉄道で１駅離れた願成寺という駅前にある公衆浴場です。利用状況は地元客のみといった感じで３～５人ほどでしょか。人吉駅前から離れており、観光客の立ち寄りは、まずなさそうな感じですね。利用料金は200円でした。 さてこちらのお湯はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、泉温45.2℃、源泉名は願成寺温泉。主な成分はNa:238.8mg、Ca:8.6mg、Mg:0.9mg、Fe(Ⅱ):0.2mg/炭酸水素:347.4mg、Cl:252.1mg、硫酸:13.8mg、CO3:24.2mg、OH:1005.1mg/メタケイ:106.7mg。溶存物質:不詳、pH:7.5。 使用状況は加水:なし、加温:なし、循環ろ過:なし、消毒:なしの「源泉掛流し」表示です。 なお、確認できた分析書は古く、昭和33年11月付でした。この分析書は手書きのため、水酸イオン（OH）が1000㎎以上とか？首を傾げる様な数値が書かれており、眉唾だなと思いました。参考値に留めます。分析書の更新はされている様で、使用状況表示は平成21年10月付の分析書に基づくとのことだが、その掲示がありません。泉質名・泉温のみそちらを参照しましたが、更新成分表の掲示も望まれます。 お湯の特徴としては食塩・重曹系ですが、前湯とは印象が異なります。硫黄は見えず、モール系ともちと異なる印象で、金気含みの塩化物泉の様な感じでしょうか。 内湯のみ、タイル張りの円形浴槽が２槽あり。 奥にある小槽は直径１間弱サイズ。こちらに湯口があり、ゴボゴボと音を立てています。湯色は透明感ある弱黄緑色。香りは仄かで微鉄か？という感じ。浴感的にはつる感あり。湯温は適温42℃の具合。 手前側の主槽は直径1.5間サイズ。こちらの湯温はややぬる40℃の具合。小槽との間に仕切があり、そちらからのオーバーフローとなります。 湯口には飲泉コップが置かれており、味を確認してみると、微塩味で仄かな風味はダシっぽいというか、重曹味という感じがしました。

• 2014/10/16

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】45.2℃ 【成分総計と泉質】ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉 【色】薄緑 【におい】微モール 【味】ほぼなし 【浴感】スベスベ 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】２００円で入浴できる温泉で、小さいながら駐車場もあるので遠方の方も気軽に利用できる。地元の方の風呂セットが置いてあり、普段から愛されていることが分かります。建物の鄙び感が強くて、どこか懐かしいような気分になります。浴室は内湯のみで、熱め・適温に分かれた槽や水風呂があり、温泉は掛け流しで使われています。熱めは４４℃くらいで何度もかけ湯しないとなかなか入れない温度だが適温は４２℃くらいで入りやすい。薄く緑がかったような所謂モール温泉でして、微モール臭やスベスベ浴感などを感知できます。味は舐めただけではあまり分からないが、飲泉可能なので口に含んでみると弱い重曹や塩や苦っぽい味をわずかに感知できます。熱め槽はほとんど入浴者がいないのか、非常に澄んでいて新鮮そのものです。甘いモール臭やスベスベ感を実感しつつ新鮮な湯に浸かるというのは肉体的にも精神的にも心地よい。 　　

• 2014/08/06

  西播のﾎｰﾘｰ

  レトロ派にはいい！受付の方の愛憎もよい！ 男湯女湯の区別がわかりにくい、思わず違う方に(笑)。引き返す。 ゴボゴボッー、ゴボゴボッ！っと、 湯口から短い間欠の繰り返しで、温泉が出てるんだなあって、 その音色に癒やされる。 少しヌメリある湯質。湯後はさっぱり感。 天然水の水浴槽もあるので温度調節しながら長湯出来る。 平日午前、貸し切り。 湯船は大小円形が二つ連なる、 小さな湯船に注がれるお湯(かかり湯)が一段下の大きな湯船にオーバーフローしてる？してない？？？何故に？でも下の湯船はオーバー…してる？ なんと、お互いの浴槽の下部の方で繋がってるではないか！グッドです！素晴らしい！下部から入れて入浴槽をオーバーフローさせている。衛生的です。上からじゃんじゃん流し込んでも嫌な思いはいっぱいしたから。 掛け流しの極意を少し垣間見た、か、な？ また寄せて頂きます。