设施情报
地址 | 熊本县 人吉市上青井町180 |
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电话 | 0966-22-2244 |
官方网站 | http://www.yosino.jp/ |
路径 |
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泉质分类 | 温和性温泉 |
功效分类 | 皮肤病, 神经痛, 妇科病 |
备付品 | 毛巾, 餐厅, 浴巾, 浴帽, 刷牙套装, 剃须刀, 梳子 刷子, 肥皂, 馆内用衣, 乳液 |
服务 | 饭店 餐馆, 美容 按摩, 休息所・休息室, 无线LAN, 禁烟楼层, 车站附近, 停车场 |
温泉的特征 | 当日往返温泉, 天然温泉, 源泉流动式温泉, 露天浴场, 包租浴场 |
评论
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2015/03/24
こちらは人吉駅前からほど近く、明治42年創業の旅館です。当日のお泊り処となります。 元は人吉相良藩・御典医の屋敷跡。明治~昭和初期の築となる建物群は一昨年(平成25年)に国登録有形文化財に指定されています。 御典医には後継の男子がなく、この屋敷は一旦廃れ掛けたとか。その娘が夫と共に料亭として始めたのが創業の由緒。当代の女将も後継ぎ娘とのことで、女系の家なのだという。 館内は落ち着いた雰囲気で、宿泊部屋も古き趣を感じさせます。3月初旬ということもあって、ロビーには雛人形が飾られていたが、女将のものという。それも年代を感じさせる立派なものです。 さてこちらのお湯はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、泉温54.6℃、源泉名は記載なし。主な成分はNa:633.5mg、Ca:7.3mg、Mg:2.0mg、Fe(Ⅱ):0.6mg、Sr:0.1mg/炭酸水素:814.7mg、Cl:506.2mg、硫酸:84.8mg、HS:1.0mg、F:0.8mg/メタケイ:160.3mg。溶存物質(ガス性除く):2302mg/kg、総硫黄:1.0mg、pH:7.6。 使用状況は加水:あり(地下水)、加温:なし、循環ろ過:なし、消毒:なしの表示です。 内湯は壁が石垣、床と浴槽は御影の造り。4畳サイズ強。湯色は透明感ある微黄色。非常に仄かな色付きで一目は無色透明かと見える。湯の香りは仄かな硫黄。こちらも湯口では硫黄を感じるが、槽内のものは非常に仄か。浴感は人吉のお湯らしく、つる感顕著。湯温は適温41~42℃の具合。湯口に飲泉コップが置かれており、味を確認してみると、僅かに塩気を感じるがほぼ無味に近い。 岩風呂露天は細長い三角形で2畳サイズ。湯温は適温41℃の具合。母屋と蔦の絡まった石垣に挟まれ、裏庭の様子が垣間見える。 なお、家族風呂もあり、タイル張り浴槽で1.5畳サイズのこじんまり。 食事は元料亭ということもあって、力の入った感じです。鍋は黒豚、焼き物はヤマメ、揚げ物はヤマメの稚魚、焚物には黒豚角煮といった辺り。夏場にはヤマメが鮎に替わるという。球磨川の地産といった感じです。ヤマメの稚魚の揚げ物と、アユの卵と白子が入ったウルカが物珍しかった。 地酒の球磨焼酎で杯を傾けました。琉球泡盛の製法がこの地に伝わったという米焼酎は独特の風味があります。 翌朝、出発時に勘定を済ませるが、会計を見て少し驚いた。体裁整ったお宿にしては、昨晩の酒代含めても意外に高くなかったのだ。
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2014/08/23
日本三大急流の一つ球磨川の支流、山田川の畔に佇む老舗宿。土曜日に、一泊二食付きで利用して来ました。相良藩御典医のお屋敷跡を、明治42年料亭「吉野本館」として創業、大正2年に「料亭芳野」へ。その後多くの文人や要人をもてなし、百年の時を刻む母屋は昨年国登録有形文化財に指定されています。20ある客室は、全て異なる意匠を凝らしたしつらえ。この日は、玄関から左奥に進んだ突き当たりにある「十五号室」。太い竹の床柱のある8畳の和室に、昔芸姑さんの化粧部屋だったという2畳の部屋が付きます。トイレやソファは、部屋入口の縁側のようなところに。荷ほどきして、早速温泉へ。タイムスリップしたかのような手書きの案内に従い、階段を下りると半地下の大浴場。籠の並ぶ、小さめな脱衣場。更に階段を下りると、左右に2人分づつのシャワー付きカランのある洗い場があります。中央には、大人6人が足を伸ばして入れるサイズの石造り内湯。微黄褐色のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉が、湯尻からサラサラとオーバーフローしています。源泉54.6℃を、湯温43℃位で供給(暑い時期だけ地下水で加水)。PH7.58ながら、肌がツルツルする浴感。炭酸水素イオン814.7mg、メタケイ酸160.3mgを含む影響でしょうか。口に含むと、少ししょっぱい。続いて、外の露天風呂へ。苔むした石垣にへばり付くようにある、4人サイズの三角形岩風呂です。湯温は42℃位。小さな茶色の湯の花も舞っています。半地下ゆえ、景色は望めません。ナトリウムイオン633.5mg、成分総計2356mgの湯を、ゆっくり満喫しました。夕食は、部屋で。お品書きはありませんが、地産地消にこだわった「手造り会席」が次々と運ばれて来ます。鮎の刺身(絶品!!)や卵と白子の和え物、焼きたての塩焼きなど、夏は地鮎づくし。馬刺も旨く、ビールが進みます。さすが元料亭だけに、デザートの抹茶ババロアまで美味しかったです。朝食は、中庭に面した食事処へ。8つに区切ったお重におかずが並び、目を楽しませます。体に優しいメニュー。苔むした庭を眺め、贅沢な朝でした。朝風呂には、空いていれば自由に使える家族風呂へ。少し下がったところに、半地下の小さな浴室。2人サイズのタイル張り内湯で、湯温は40℃位。茶色の湯の花も舞っていました。日帰り入浴を受け付けていますが、泊まって食事も是非堪能してもらいたい宿です。
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2011/08/12
人吉で泊る宿を探していて、にゃんこのCMで有名な某Jネットで老舗のしっかりした旅館で源泉掛け流しなのに1泊2食付で10000円というプランをみつけて即予約。 訪問した際には玄関前の駐車スペースに黒塗りのそこそこ高級車が横付けされており、Tシャツに短パンといういでたちの私は一瞬びびりましたがお宿の方は嫌な顔ひとつせずにニコニコ応対いただき玄関の前のそのスペースに駐車してOKとのこと。ちなみに、玄関のわきには足湯が設置されており、「どなたでもご自由にお使いください」と立て看板がありました。 到着する前に建物の横の川岸の道を通ったのですが、白壁がずっと続いていてとても趣があり期待感がぐんぐんアップしました。 さて、お宿の方の対応ですが、これがまたしつこくなくうるさくないのに親切で心遣いもしっかりしたもので大変満足しました。お部屋に案内していただく際にも非常口やお風呂の場所の説明もしっかりしていただき、それがまたおざなりでちゃちゃちゃっというのではなく、ちゃんとゆっくり相手にわかるように説明してくださり気持ちよかったです。また、ご担当の方のお名前の入った挨拶状のような物も用意されていて、気持ちよかったです。 部屋はネット予約の際は6畳と8畳があるとなっていました。同じ値段だったのですが、8畳の部屋を選択しましたが、実際には10畳ほどの部屋でした。小さいですが縁側スペースのようなものもあり椅子2脚と机が置かれていました。そこで庭を見ながらくつろぐというのもなかなかのものでした。また、お風呂や受付にも近く部屋には洗浄機付トイレも付帯してました。あえていうと、お風呂へ行く際に通る階段のそばなので、多少その音がするというのが難点でしょうか。しかし、それもあえていえばの話でほとんど気になりません。 夕食は部屋食でした。このお宿の自慢料理らしいのですが、アユのお刺身が絶品でした。また、食べ終わったあとの頭と骨の部分は希望すればサービスでから揚げにしてくださいます。もちろん頼みましたが、これがまた香ばしくて最高でした! 朝食は中庭の見えるお食事処でいただきました。こちらは、重箱に入ったお弁当のような形で提供されます。ちょっと残念だったのは、干物系の好きな私にとって魚がシャケの塩焼きだけだったことです。また、火を使うような料理はありませんでした。 お風呂は男女別の内湯+露天と二人入れば湯船がいっぱいになってしまうような小さめの貸切家族風呂があります。数は少ないですが、源泉掛け流しのいいお湯です。また、お風呂は半地下のような場所にあるので風呂場に行くには階段を下りていきます。これって期待感高まっていい感じです。広さも眺望も決して特筆すべきものではありませんが、とてもくつろげるいいお湯でした。 お部屋に置いてあるお宿の紹介や料理について書かれているメモを綴じこんだファイルが面白かったです。たとえばアユは「ご近所のお年寄りの○○さんが『もう今年までだよ』と毎年いいながらも頑張ってつってきてくれているものである」とか「漬物は基本的には女将の手作りですが、たまに手抜きをして市販のものを使うこともあります」とか書かれていて面白いです。 他の温泉宿や観光名所(人吉城や酒蔵)から少し遠いとありますが、それほど離れているわけではないです。ぶらぶら歩いて行ける距離です。さすがに元湯まで歩くと15分くらいはかかっちゃいましたが。でも、その分、市街地にあるのですぐ斜め前にコンビニがあったり、お宿の前やその周辺に焼鳥屋や居酒屋やラーメン屋などが多数あります。というわけで、素泊まりの方もたくさんいらっしゃるとお宿の方がおっしゃってました。また、公共浴場では「新温泉」が徒歩5分圏内です。今回の旅で公共浴場をいくつかめぐりましたが、新温泉と堤温泉がもっともレトロな感じで私の好みでした。元湯は朝早くからやっているようですが、新温泉は午後からのようですので、行かれる方はご注意ください。 「最近は他の旅館もほとんどがリニューアルしてきれいになってますが、うちは昔ながらですので以前に比べるとお客様は減っています」というようなお話もありましたが、私にいわせていただければもったいない話です!!はっきりいって、非常にコストパフォーマンスの高いお宿です。何万円も出せばたしかにそれなりのサービスを受けてそれなりの料理を食べられると思いますが、1泊一万円くらいであの内容であれば、十分☆☆☆です!! 常宿にしたいお宿のひとつです。 あ、そういえば、残念だったのはネット環境がないことですね。それがあればもっと嬉しかったです。 それと貴重品入れの金庫が100円を入れないと使えないというのもちょっとどうかとは思いました。