Facilities
Address | Niigata 十日町市清津峡温泉 |
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Telephone | 025-763-2181 |
Official Website | http://www.kiyotsukan.com/ |
Access |
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Types of hot springs | Alkaline Simple Springs, Hyperthermal Springs |
Types of effectiveness | Skin Disease, Neuralgic, Muscle Pains, Joint Pains, Frozen Shoulder, Motor Paralysis, Bruises, Sprains, Enteropathy, Hemorrhoids, Bad Circulation, Women's Disease |
Equipments | Restaurants, Room Wears, Milky Lotion |
Services | Restaurants, Rest Areas, Parkings |
Characteristics of hot springs | One Day Hot Spring, One Day Bathing, Natural Hot Spring, Hot Spring Source |
Reviews
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2016/06/21
清津峡の存在は以前から知っていて、清津館はその奥にある一軒宿と根拠無く思い込んでいた。実際は清津峡の入口で、バスの発着所があり、数十台の無料駐車場があり、4軒以上の旅館と2軒の土産物屋などがあった。 清津館は、その中で一番大きな旅館である。訪ねたのは14時20分だったが、すでに泊まり客が到着していた。入浴を申し入れると、ご主人は嫌な顔をせず受けてくれて、貴重品を預かってくれた。入浴料は700円。 内湯は二階にあり、階段を上がって右手に進むとすぐ右側にある。「薬師の湯」と書かれた青い暖簾の中で、男湯と女湯に分かれる。浴室は二面ガラス張り、採光重視の造りで、高所に換気用の窓と換気扇がある。湯舟は7人サイズで、無色透明なお湯が掛け流されている。お湯は単純硫黄泉で、硫化水素臭が強い。だが少しもトゲが無く、丸く柔らかな匂いである。なぜ、同じ硫化水素臭でこうも違うのかと思ってしまう。湯温は42度強ほどか。お湯はph9.1で、角質化した皮膚が溶けるのか少しぬるぬるする。お湯はあくまで柔らかく、丸みのある匂いと相まって幸せな気分でひと時を過ごすことが出来た。 時間の制限は受けなかったが、チェックインの始まる15時には脱衣場を出ることに決めていたので、心残りの短い湯浴みとなってしまった。 脱衣場に分析書が掲示してある。溶存ガス成分の遊離硫化水素はゼロ、陰イオンの硫化水素イオンは7.1mg/Lであった。この辺に柔らかい硫化水素臭の理由があるのではと、勝手に推測してみた。おもしろいと思ったのは、知覚試験の欄に「微硫黄味」とあったことだった。硫黄の味ってどんな味?お湯を口に含んでみたが、もともと硫黄の味など知らないので、複雑な味の中でどれが硫黄とは判別できなかった。 蛇足 帰宅してネットで調べたら、ピンク色のヒマラヤ岩塩は硫黄の味がするらしい。もちろん試してみる気などは無い。
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2014/06/13
秋山郷に別れを告げ、津南市街を経てR353を湯沢方面へと数km、清津峡への分岐を1kmほど。十日町の清津峡温泉にやって来ました。なお私の訪問時、R353は十日町・津南側から清津峡までが通行可、それより湯沢側の山越え区間は通行止めでした。 清津峡はその昔、黒部・大杉と並んで日本3大峡谷と云われたとか。その昔といっても、おそらく近代以降ではないのかなあ?また黒部以外の地名をご存知の方も少ないのではなかろうか?私もこちらに来て3大峡谷の看板を見て、初めて認識したところです。 さておき、こちらも周囲の景観がよろしい処にありますね。やはり、こちらも秘湯の会のお宿になり、源泉湯宿を守る会の会員宿でもあります。 さてこちらのお湯は単純硫黄泉、泉温48.5℃、硫黄臭、ほぼ無色透明で白い湯の花あり。源泉名は薬師の湯。 主な特徴を表す成分はNa:246.7mg、Ca:14.2mg/Cl:325.2g、CO3:39.6mg、硫酸:21.0mg、HS:12.7mg、チオ硫酸:5.0mg、炭酸水素:4.3mg、BO2:23.7mg/メタケイ:30.2mgといった辺り。 使用状況は加水:なし、加温:なし、完全放流、消毒:なしの純然たる源泉掛流し表示です。 日本温泉協会の利用証が帳場の奥に飾ってあるのが目に留まり、見せて頂きました。平均4.3点と概ね良好。新湯注入率の点でのみ若干星を落としている感じですが。この点は女将さんも判っておられる様で、私から問うまでもなく申されました。 しかしながら、掛流されるのみのお湯は印象は悪くはないです。 この辺りは泉温と使用位置の関係上なので難しいところですね。こちらのお湯は泉温がそれほど高温でもなく、かつ加温が必要なほど低過ぎもしない。加水も加温もなく、季節を問わず自然に掛流せる温度帯なので恵まれている方だとも云えますね。 露天であれば冷め易い分を考慮すれば十分かと。更に高みを目指すならば、熱交までは不要かと思いますが、竹等を使った簡易冷却装置等も考えられます。或いは適温よりも高め設定とする案もあるが・・・。湯量・コスト・調整の手間等との兼ね合いでしょうか。 こちらには宿泊者専用の露天風呂もあるそうですが、日帰りのため内湯のみの感想です。 この内湯は4.5畳サイズで、槽内は適温付近となっていました。昼時の窓から指す春光を浴びて、透明湯の中に白い湯の花が散っている様子が見えます。浴場の雰囲気にも硫黄を自然に感じられましたので、十分によろしいかと思います。
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2012/05/07
日本秘湯を守る会会員の宿。連休最初の日曜日、日帰り入浴してみました。入浴料700円を支払い、2階の大浴場「薬師の湯」へ。浴室のガラス戸を開けると、真っ先に玉子臭が鼻をくすぐります。先客はなし。青いタイル張りの10人サイズ浴槽には、無色透明の単純硫黄泉が満ちています。泉温は、表層で44℃位ありましたが、下の方はぬるめだったので、かき混ぜて丁度よい温度に。白い綿のような湯の花が舞っています。PH9.2で、ツルスベ感あり。口に含むと、ほんのり玉子味。内湯のみですが、窓の外には芽吹いたばかりの木々を眺めながら、かけ流しの良い湯を、貸切状態で楽しめました。