Kuwahata Onsen Yunyun(桑畑温泉｢湯ん湯ん♪｣)

Reviews

• 2016/07/10

  TAKE

  こちらは風間浦村・桑畑地区の小学校跡地に建てられた村営施設の模様です。共同湯的なものを想像して来たのだが、今風の日帰り施設といった印象でした。利用料金は400円。本州最果ての地が近いというのに来湯者がかなり多いという状況。この盛況ぶりは意外でした。洗い場もほぼ満席とは。連休中とはいえ地元の人達が集まるのか、観光客も混じっているのかなあ？ さてこちらのお湯は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、泉温35.4℃、源泉名は桑畑温泉。主な成分はNa:1955mg、Ca:559.5mg、Mg:206mg、Fe(Ⅱ・Ⅲ):1.9mg、Li:1.2mg、NH4:0.8mg、Al:0.6mg/Cl:3101mg、炭酸水素:1543.8mg、硫酸:986.1mg、Br:5.2mg、F:2.7mg、I:2.4mg/メタケイ:35.7mg、メタホウ:178.9mg/CO2:792.0mg、H2S:3.1mg。溶存物質（ガス性除く）:8675mg/kg、総硫黄:2.9mg、pH:6.22。 使用状況は加温:あり(熱交使用)、掛け流しの表示。 お湯の特徴としては含土類・塩化物ベースの硫黄泉。下風呂よりも塩化物・重曹系が増した感じ。泉温が低めで、中性域となっている。遊離炭酸やメタホウも多めの印象。 内湯は８畳半サイズ。湯色はやや泥濁りっぽいくすんだ白濁で透明度25～30cm。香りは湯口で確認するも硫黄はあまり感じず。加温の影響によるものか。槽内のものでは表現し難い独特な匂いだ。浴感的にはややつるぬめ感。重曹系と遊離炭酸によるものか。41℃の具合だが、塩化物による熱的インパクトによって温まり感は強い。味見で塩気そこそこ。タイル張り浴槽は石膏ぽい析出物で覆われていた。 露天は約２畳サイズ。この手狭な処に３～４人入っていたため、残念ながら利用出来ず。なるほど海の眺めは良いですね。空いていれば印象もまた異なるのでしょう。 正直なところ、下北の奥地まで足を運んだ事を考えれば、お湯・風情に関しては前２湯に及ばない感じ。食事処を併設した利便性あるが、一般・観光客的な要素あり。といった印象です。

• 2015/01/27

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】35.4℃ 【成分総計と泉質】9,470g 含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉 【色】灰黒 【におい】硫化水素 【味】塩 【浴感】なめらか 【温泉利用状況】加温一部循環 【感想】下風呂と大間の途中にある温泉。湯ん湯ん♪という、えらい愉快な施設名は印象に残ります。内外共に新しさを感じ、流行の音楽が流れるなど田舎らしからぬ雰囲気がある。（別に悪い意味ではありません）浴室は内湯とこぢんまり露天があり、露天からは目の前の海をドーンと眺めることができて更に奥の方には北海道の山がうっすらと見えます。湯は灰黒っぽい濁りの硫黄泉で、下風呂の海辺地２号源泉と似ている感じがします。プンと硫化水素臭を放ち、舐めると塩味を感知できる力強い湯でやはり温まりが早いですね。景色が良いだけにのんびり外を見て体を冷やす時間も楽しい。源泉には二酸化炭素を792mg含有されていますが、浴感などでは特に感知できませんでした。完全掛け流しではなく一部循環とのことですが、それがどうした？と言わんばかりの個性を放つ良い温泉です。 　　

• 2013/10/06

  @ゆう

  東北ツーリングの際に訪れました。 依然訪れたときは日が暮れていた為、景観の良さをあまり感じられなかったのですが、今回は明るい内に到着する事ができ、湯船から津軽海峡を望むことができました。お風呂をあがった後も、食堂で海を眺めながらお蕎麦を頂きました。こちらもナカナカでした＾＾