Onsen Ryokan Kyouya(温泉旅館 京屋)

Reviews

• 2015/08/04

  TAKE

  こちらは石鎚山の登山口にある山小屋風の旅館。お土産物屋もあり、登山客で賑っている様子。立寄り料金は500円。 さてこちらのお湯は２源泉あり。 ①源泉名:石鎚山温泉/含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、泉温16.4℃。主な成分はNa:1505mg、Ca:306.3mg、Mg:77.9mg、Li:11.2mg、Sr:11.1mg、NH4:9.3mg、Ba:1.8mg、Fe(Ⅱ):0.8mg/炭酸水素:2356mg、Cl:1828mg、硫酸:10.8mg、Br:3.6mg、F:0.8mg、CO3:0.3mg/メタケイ:41.6mg、メタホウ:94.0mg/遊離炭酸:1702mg。溶存物質（ガス性除く）:6365mg/kg、pH:6.2。 ②源泉名:石鎚山温泉第２源泉/含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉、泉温15.2℃。主な成分はNa:697.7mg、Ca:332.5mg、Mg:50.7mg、Fe(Ⅱ):13.3mg、NH4:4.1mg、Li:5.6mg、Sr:3.8mg、Ba:0.7mg/炭酸水素:1665.0mg、Cl:895.4mg、硫酸:5.8mg、Br:1.7mg、NO3:0.5mg、F:0.3mg、CO3:0.1mg/メタケイ:78.7mg、メタホウ:54.7mg/遊離炭酸:3161.0mg。溶存物質（ガス性除く）:3878mg/kg、pH:6.0。 使用状況は加水:なし、加温:あり、循環ろ過:なし、消毒:塩素消毒ありの表示。 お湯の特徴は含食塩の重曹泉で、希少な含二酸化炭素。特に源泉②の遊離炭酸3000mg超は注目すべき高濃度！ 内湯のみで２槽あり。入口側の小槽２畳サイズ。奥側の主槽は３畳サイズ弱。奥側のみ使用で、手前側は空だった。この主槽はやや浅めで肩が出る。バイブラ付加あり。 湯色はベージュ系の濁りで透明度10cm。香りはほぼ無臭。浴感的にはつる感顕著に出ている。ややぬる40～41℃の具合。 ２源泉の使い分けは分析書の掲示から見ると。奥側が混合で、手前側が源泉②の単独の様だが？…小槽は使われるのだろうか？ 右奥隅にある上の湯口は止まっている。槽内に２本突っ込まれているパイプもどうなっているのか？濁りで様子が見えない。 正直なところ使い方が残念だ。加温に加えてバイブラ付加では、炭酸など消し飛んでしまう。･･･何て勿体ないことを。 冷泉ではないか？と思われる蛇口は固着して開かない。長く使ってないのだろう。冷泉の確認が出来なかったのが残念だ。湯量との相談となるが、折角２槽あるなら。１つは非加熱の冷泉とし、１つは加温としてバイブラなどは不要。出来れば冷泉投入もあるといいな。 なお、旅館玄関脇にあるのは源泉かと思いきや、炭酸味がない普通の沢水の様だった。

• 2013/10/10

  きくりん

  石鎚山登山口に佇む、食堂ﾒｲﾝの温泉旅館。愛媛県では珍しい白濁湯を求めて、5年ぶりぐらいに再訪して来ました。食堂で入浴料500円を払い、旅館の玄関から右奥にある浴室へ。大人4人が足を伸ばして入れるｻｲｽﾞの石造り内湯には、ちょっと茶色がかった白濁の含二酸化炭素-ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(源泉名:石鎚山温泉)が満ちています。源泉16.4℃を、40℃位に加温。PH6.2なのに、かなり肌がﾂﾙﾂﾙする浴感です。ｼﾞｬｸﾞｼﾞｰの泡がﾌﾞｸﾌﾞｸ出ていますが、以前は無かったような…。無い方が落ち着いて、いいのですが。ｵｰﾊﾞｰﾌﾛｰは見られませんが、加水なしで循環もしていないのだとか。浴槽の縁は、白茶色の析出物でｺｰﾃｨﾝｸﾞされています。時折、ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞと湯口から源泉投入。口に含むと、炭酸薄塩味がします。窓の外には美しい渓谷が広がっていますが、簾の目隠しと華やかな造花が。これも、無い方がいいのになぁ。総成分8.067gの濃い温泉。ずっと貸切状態で満喫。湯上がりは、海水浴帰りのようなﾍﾞﾀﾍﾞﾀ感がしばらく続きました。

• 2010/06/20

  ぴいすけ

  お湯はとてもいいです。 四国の温泉の中でもかなり上位に位置するレベルだと思います。 しかし、施設があまりにも古すぎる・・・ 古いというか汚いというか、そのレベルもまた空前絶後といった感じです。 日曜の１４時頃に日帰り入浴しましたが、男湯も女湯も私たち夫婦の貸し切りでした。 でも、宿の駐車場に車をとめたんですが、駐車場内や宿の周辺にはそこそこの人数の方がいらっしゃいました。石鎚山へ登られていた方やお遍路さんのようでした。 売店にもかなりの数のお土産のお菓子などが積まれていましたから、きっと来るときにはたくさんの人が来るんでしょうね。 ちなみにお昼は系列の歓喜庵で食事＆入浴を楽しみましたが、あまりのちがいに目が点になってしまいました・・・