Ryokan Satonoyu(旅館　郷の湯)

Reviews

• 2013/08/30

  TAKE

  こちらは新穂高中尾地区にある温泉宿。 家族経営のこじんまりとしたお宿です。奥飛騨温泉訪問時のお泊り処です。 ネットで探して押さえた感じのアバウト感です。 さてこちらのお湯は塩化物泉、泉温　約95℃、微硫黄臭、無色透明 主な特徴を顕す成分として、Na：335.1mg、F:28.5mg、硫酸：73.0mg、メタケイ＋メタホウ：202.0mgといった辺り。 地下400～450mからの自噴泉を引き入れているとのこと。 使用状況は加水：あり（高温泉のため湧水にて）、掛け流しとなっています。 加水はやや多めかぬる湯になってました。 露天の方は湯口が見えず、オーバーフローのパイプのみ。湯口は女湯側にあるみたいですね。 内湯の方は、蛇口を閉めれば加水は抑えられます。 但し、湯口のものが加水されているのかどうか。 加水率が不明なのでお湯の評点は控えめにします。 しかしながら、この辺はお湯は豊富ですね。 宿の脇からは昼夜、捨てられたお湯が流れ続ける音がしています。 露天の方からは間近に山が見える。 どうやらこのお宿は山好きの人のお泊り処と見える。 私は山の事はよく判らないが、露天に入っていた年配さんが、岩肌の荒い峰を指して、錫杖（しゃくじょう）だと云っていた。 お坊さんの持っている杖の先端の様になっているとの由来だろうか。 帰ってから地図で確認した。 宿泊部屋からは裏の沢の音がした。 夜中に目が覚め、窓から外を見ると星が一杯きらめいていた。 街灯りから離れ、空気の澄んでいる高地ならでは。 食事は朝晩、大広間です。 印象に残ったお料理：飛騨牛の朴葉みそ焼きです。 料理は特別な豪華さはないが、文句をつけるほどではないと思います。値段相応。 冷酒を頼んだら置いてありませんでした。 しかし、わざわざ近所まで買いに行ってくれました。飛騨の地酒です。 料金は安めだったので、お湯以外の評点はちと補正しときます。 平均値ぐらいが妥当かな。

• 2012/08/15

  たこ

  岐阜県高山市・新穂高にある格安温泉宿です。 3連休の宿を急遽探していたのだが、どこもほとんど満員で、そんな中この宿だけ破格の安さだったので、事前情報が乏しい中夫婦で宿泊してみました。 結論から言うと値段がめちゃくちゃ安いので、それ以上のものは望めません。料理や部屋は格安な造り。特に部屋は壁が薄すぎ、風呂トイレ共同、クーラー冷蔵庫無し。　ただ結構な老夫婦できりもりされていまして、なんか申し訳ないので布団敷きや配膳なんかは自分らですすんで手伝いました。 主人は登山歴40年の超ベテランということもあってか、夫婦とも非常に元気でびっくり、特におかみさんの足腰は一見の価値ありでした。 朝は早朝登山のため午前4時半に出たいと申し出たところ、おむすび弁当を新聞紙にくるんで作っていてくれました、なんとも家庭的で素朴な味でした。 さてお風呂ですが、洗い場3つに内湯、結構大きい露天浴槽。湯は塩化物泉のかけ流し、消毒無し、加温なし、ただし! 湧水にて大量加水されています。源泉温度が90℃程度のためやむをえないですが。。。 露天風呂は外が丸見え過ぎて笑えましたが、終始貸し切り状態のため非常に心地よかったです。