Kawamataichiryuukaku(川俣一柳閣)

Reviews

• 2016/06/04

  TAKE

  奥日光からは奥鬼怒の川俣温泉にやって来ました。こちらは秘湯の会のお宿。連休中のお泊り処としての利用です。約２年前に平家平温泉に宿泊した翌日、立寄りに訪れたのだが、残念ながら清掃中だったとの経緯があり。改めての訪問となります。 さてこちらのお湯はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、泉温68.6℃、源泉名は川俣温泉　桂の湯。主な成分はNa:268.2mg、Ca:35.0mg、Mg:0.5mg/Cl:330.5mg、炭酸水素:193.4mg、硫酸:77.7mg、F:4.4mg/メタケイ:140.5mg、メタホウ:18.3mg。溶存物質（ガス性除く）:1090mg/kg、pH:7.9。 使用状況は次の通り。 露天/加水:ありの表示のみで完全放流。 内湯/循環ろ過:あり、消毒:塩素消毒あり。 お湯の特徴としては重曹系の塩化物泉だが、規定値ぎりぎりなので単純泉に近く、割とさっぱりした印象。泉温はやや高めでメタケイそこそこ感。 露天は貸切風呂３室と大野天風呂があり。いずれからも傍らの奥鬼怒の渓流を眺めるロケーションで宿泊部屋からの眺めも良かった。 お湯の印象については時間帯・浴場によりエージングの具合が若干異なるが集約すると次の通り。湯色はほぼ無色透明の微青掛り～微色付き～弱黄色、褐色の湯の花あり。雰囲気に仄かに香る自然な温泉臭は湯口にて微塩化物系。浴感的にはつる感そこそこ。温度帯はぬる38～40℃～適温41℃。基本的には投入量にて調整、若干加水ありと見ました。 各浴場の状況は以下の通り。貸切風呂は空いていれば自由に利用出来ます。 ①貸切檜風呂/木造浴槽で１畳強。 ②貸切泡風呂/岩風呂で３畳。なお泡風呂とはバイブラ槽という意味ではなく、完全放流になってます。渓流に見える白波のことなのかな？と思いました。 ③貸切岩風呂/半洞窟風の岩風呂で３畳半。 ④大野天風呂/岩風呂で約20畳。 内湯はタイル張り赤御影の縁取りで８畳。こちらの使用状況は残念ながら前記の通りで、湯色はほぼ無色透明で湯の花も見られず。雰囲気にやや消毒臭を感じる。洗い場を使うためと割り切るべきかと。後日、川俣温泉は昔よりも湯量が減少しているらしいと聴いたので、その事情によるものかな。温泉に関しては景観＆完全放流がポイントの露天のみで十分かと。 食事は夕食が陶板焼き・岩魚の焼き物の主菜、刺身はマスと湯葉、汁物代わりに土瓶蒸し、小鉢に山菜色々といった辺り。朝食に出てきた岩魚or鮎？の一夜干しが物珍しかった。

• 2012/11/24

  ﾒｶﾞﾄﾚｯｶｰ

  泉質はナトリウム、塩化物、炭酸水素塩泉です。外湯は別館１Ｆにあり、大野天風呂、婦人風呂、貸し切り露天風呂（檜木風呂、泡風呂、岩風呂）があります。本館１Ｆに内湯男女別浴槽があります。貸し切り状態で楽しめました。

• 2012/08/11

  喜劇駅前温泉

  自遊人の｢温泉パスポート｣で入浴させていただきました。本当にこんな所に温泉があるのだろうかと思うくらい、細くてくねくねした山道を走ったいった奥鬼怒の山奥にあり、秘湯ムードは満点です。温泉は、泉温81.8度、pH7.8、毎分43.1リットル湧出、無色透明無味無臭のナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉で、熱めの湯が掛け流しになっています。浴室は、内湯、男女別露天風呂、貸切露天風呂３つがありますが、内湯は清掃中、露天風呂は清掃後のお湯張り中だったので、貸切露天風呂を利用しました。川の清流が目前にした自然豊かなロケーションはとてもよいのですが、この日は虻が大量に飛んでいたため、残念ながらちょっと浸かっただけで退散してしまいました。(2012年8月入浴)